とりあえず読んでみる
本の感想を思いつくままに書いています。読んだ順番ではありません。   あと非常に偏った趣味なのでその辺もご理解いただけると嬉しいです。    ※画像の大きさがおおざっぱなお勧め度です。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

木もれ日を縫う 谷瑞恵

東京で暮らす若い女性のもとに母を名乗る知らない女性が現れる。母は山姥になったと主張するのだが…というような話であるが、一見ファンタジー風に見えて、実は結構現実的なところがいい。パッチワークがポイントになっているが、かといってパッチワークがわからなくても十分に楽しめる。3姉妹の関係とか生き方の問題とか非常に丁寧に描かれていて好感の持てる作品だった。

テーマ:最近読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

サーモン・キャッチャー 道尾秀介

読み終えた最初の感想が「伊坂の出来損ないみたい」だった。荒唐無稽な伏線を張って最後に回収するという感じが伊坂幸太郎の作品に似ていて、でもそれがはっきりいってうまくいっていない感じがしたので、出来損ないのように感じてしまった。作中に出てくる架空の言語も日本語の音とは全く違う意味であるというところでうまくはまれば結構楽しめたのだろうが、「これで笑いでも取る気なのだろうか?」という疑問が付きまとい、正直、カタカナを追うのがばかばかしく思えてしまった。
まあ要するに面白くなかったので、すべてが悪く見えてしまうということなのだろう。

テーマ:最近読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

ストレンジャー・イン・パラダイス 小路幸也

いわゆるUターンの人たちを利用して田舎の町を活性化させる話。複数の人物の視点から展開するので、連作短編集なのかと思ったらそうではなかった。しかし、それが効果的に作用していたかというとあまりそんな感じもしなかった。別にこんなにいろいろな人物の視点にしてごちゃごちゃにしなくてもよかったんじゃないかと思わないでもない。もちろん話としてはそれなりに楽しめる作品なのではあるのだが。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

ハーメルンの誘拐魔 中山七里

ハーメルンの笛吹き男の伝説になぞらえた誘拐事件が起きる話。まあ医療関係の問題提起があってそれなりに楽しめる作品ではあったのだが…何やら妙に薄っぺらい印象になってしまったのはなぜだろう。ミステリーとしての「エンターテインメント性」と「わかりやすさ」が、問題提起として出された問題をあまりにも単純化してしまい、結果としてあまり考えさせられる作品になっていなかったということになるのだろうか。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

犯罪小説集 吉田修一

実際に世間を賑わわせた事件をベースにして書かれた短編集。人々の描き方がうまいので、犯罪にも非常に説得力がある。もちろん犯罪を正当化する気はないのだが、ついついなるほどなあと思わされてしまう作品である。

テーマ:最近読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

最新記事

月別アーカイブ

カテゴリ

フリーエリア

blogramはじめました

blogram投票ボタン

検索フォーム

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。