とりあえず読んでみる
本の感想を思いつくままに書いています。読んだ順番ではありません。   あと非常に偏った趣味なのでその辺もご理解いただけると嬉しいです。    ※画像の大きさがおおざっぱなお勧め度です。

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空の拳 角田光代

ボクシングをテーマにした作品は多いし、個人的に好きな作品も多い。この作品も私が個人的に好きという点においてはそれらの作品と変わらない。
だが、この作品はいわゆるスポーツとしてのボクシングとしての魅力よりも、人間関係や、社会の描き方のほうに強くひかれる作品であるという点で異なっている。
時代は90年代末から2000年代前半とほんの10年ほど前を舞台にしているのだが、数年前でも今とは微妙に違うのだということに気づかせてくれる。
そして「正義」を振りかざす社会、あるいは人間の持つ悪意の描き方も素晴らしい。
主人公がもともとボクシングに興味がなかった人間という設定にしてあるので、ボクシングに興味がない人でも十分に楽しめる作品になっているし、仮にボクシングが好きな人で、ボクシングの部分の描き方が気に入らなくても、この作品の魅力をそれ以外の部分に感じることができるだろう。
空の拳空の拳
(2012/10/11)
角田 光代

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