とりあえず読んでみる
本の感想を思いつくままに書いています。読んだ順番ではありません。   あと非常に偏った趣味なのでその辺もご理解いただけると嬉しいです。    ※画像の大きさがおおざっぱなお勧め度です。

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彼女がその名を知らない鳥たち 沼田まほかる

沼田まほかるの作品を読んだことがなかったので、読んでみた。
最初は普通のミステリーかと思ったのだが、言葉の選び方がいわゆるミステリーの事実を淡々と述べるタイプでもなければ、わざと読者をひっかけるための誘導用の表現でもない、普通の文学作品としての文章だった。
これはいわゆるミステリーにありがちな事件中心で人間の感情は適当という作品ではなく、人間の感情の描き方がすさまじい。なんというか恐ろしいほど深い闇を感じる。
しかし、その一方で、きちんと読ませる文章なのである。そういう点ではきちんと謎を出して、その処理をするというミステリー風の解決がきちんとなされている。
だが、これはむしろ推理小説好きよりも推理小説の胡散臭さが嫌いな人にこそ勧めたい作品だろう。
おそらくハマる人はほぼ中毒レベルでハマる。そういう怪しげな力のある本である。
彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)
(2009/10)
沼田 まほかる

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まとめ【彼女がその名を知らな】

沼田まほかるの作品を読んだことがなかったので、読んでみた。最初は普通のミステリーかと思ったのだが、 まっとめBLOG速報【2012/11/02 11:55】

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