とりあえず読んでみる
本の感想を思いつくままに書いています。読んだ順番ではありません。   あと非常に偏った趣味なのでその辺もご理解いただけると嬉しいです。    ※画像の大きさがおおざっぱなお勧め度です。

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海賊とよばれた男 百田尚樹

「すべての日本人に読ませたい本」というと若干右翼チックに思われてしまうかもしれない。
しかし、この本ほど多くの人に読んでもらいたいと思った本は今までにそれほどはない。
この作品は出光興産の創業者である出光佐三をモデルとしたノンフィクション小説なのだが、ノンフィクションとは思えないほどの波乱万丈な人生と、それでも負けない信念に頭がさがる思いである。


主人公は国のためにと難題を引き受ける。しかし本来なら自分を支援してくれるはずの国はその恩も忘れ、嫌がらせをするのである。
本作では石油業界を通じて、日本の政治家や官僚の器の小ささがよく描かれている。
そして国民の利益を犠牲にして目先の利益を追い求める小者によって日本のために頑張る人々が苦しめられているのである。
だが、この構図は石油業界に限ったことではないだろう。


 昔から「出る杭は打たれる」という。
狭い範囲だけにしか視点を向けていないからそうなる。
国際化が叫ばれても、この発想にとらわれている限りそれは変わらない。


そしてまずいことになぜか海外の者が力を持つことに対して何も気にしないのがこの抵抗勢力の悪いところなのである。
だから自分たちの首を絞めることになる。


これは戦前、戦中、戦後を通じて何も変わらない。
それがある種の絶望を感じさせる。
日本の本質とはそんなものなのだろうか。


だからこそ、多くの人にこの本を読んでもらいたいと強く思う。
そしてこうした抵抗勢力に対抗するような勢力になればいいと思う。
そういう自分も何かをしようという気にさせてくれる本である。
海賊とよばれた男 上海賊とよばれた男 上
(2012/07/12)
百田 尚樹

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海賊とよばれた男 下海賊とよばれた男 下
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