とりあえず読んでみる
本の感想を思いつくままに書いています。読んだ順番ではありません。   あと非常に偏った趣味なのでその辺もご理解いただけると嬉しいです。    ※画像の大きさがおおざっぱなお勧め度です。

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オーダーメイド殺人クラブ 辻村深月

主人公がクラスメートというだけの男子生徒に自分の殺人を依頼する。そしてそれが誰もやったことがないようなものである、すなわち"オーダーメイド"であることを追求するところがこの話のポイントだろう。
辻村深月にしては珍しく登場人物の使い回しをしなかった。せいぜいチヨダコーキの作品の話が出てくるくらいで、スロウハイツの神様を読んでなかったとしても特に問題はない。
中学生の傷つきやすいくせに攻撃的で、生死の境の曖昧な感じというところが非常にうまく出ている。
女子中学生同士の関係の負の面にわりと焦点をあてて書いてあり、この描き方の性格の悪さが、辻村深月の魅力だろうと思う。
だからこそ主人公が殺人を依頼する過程に妙に説得力がある。
徳川の友人関係にあまり突っ込みすぎなかったところもよかった。徳川の人物像に関しては多少変なところがないわけではないが、これを個人の問題にしてしまえば、そういう人である、で済む。その処理もうまくできていたと思う。
ラストは若干ありきたりではあるが、全体的にはなかなかよくできた作品だろう。
オーダーメイド殺人クラブオーダーメイド殺人クラブ
(2011/05/26)
辻村 深月

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