とりあえず読んでみる
本の感想を思いつくままに書いています。読んだ順番ではありません。   あと非常に偏った趣味なのでその辺もご理解いただけると嬉しいです。    ※画像の大きさがおおざっぱなお勧め度です。

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ニセモノの妻 三崎亜記

4つの作品からなる短編集。三崎亜記らしい世界観が非常に面白い。ただ設定のおもしろさに比べて表題作は少しありきたりな問題提起になってしまったような気がする。最初の「終の筈の住処」や「坂」のほうがいろいろと考えさせられる部分もあり、この2つが気に入っている。

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スクープの卵 大崎梢

週刊誌に配属になった女性を主人公にした作品。主人公の勤める千石社というのが実は他の作品でも出ていることは読み終えてから著者紹介を読んで知った。つまりシリーズものではないので、「プリティが多すぎる」や「クローバーレイン」を読んでいなくても楽しめる。事件を追ううちに真相が明らかになっていくという、わりと予想通りの展開ではあるのだが、お約束的なおもしろさのある作品である。ただ若干週刊誌を美化しすぎている部分があり、そこが少し気になった。

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あとは泣くだけ 加藤千恵

加藤千恵らしいというかまあ普通の女性向けの恋愛をテーマにした短編集。悪い話ではないのだが、全体的に妙に半端なところで終わっている印象。結果として印象の薄い本になってしまったところは少し残念である。

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十五歳の課外授業 白河三兎

白河三兎は本当に中学生の描き方がうまいなと思う。主人公の妙にイタいところなどまさに青春である。突きつけられる現実は結構ハードなのだが、登場人物に説得力があるので、普通に楽しめる作品になっている。読んでいて思わず自分の中学生時代を思い出してしまうくらい引き込まれる作品である。

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星を作った男 重松清

阿久悠にまつわるノンフィクション。阿久悠についてなんとなく偉大な作詞家くらいの印象しかなかったので、彼の功績を知ることができたという意味では非常に興味深い作品である。ただわかりやすくしようとして若干分類が大雑把になっているような点(たとえば阿久悠=フィクションを作り上げる、シンガーソングライター=等身大というようなところ)が少し気になった。もちろん全体としてはその時代を描いた読み物として十分に楽しめるし、丁寧に調べて書かれているので、読んで損はない作品である。

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若様とロマン 畠中恵

若様組のシリーズで今回は今まで脇役だった人たちに焦点を当てた話がいろいろと描かれている。ただもとが脇役のせいかなんとなく個性が薄いので、「なんかこの人別の作品で見たようなキャラだな」という風に思えてしまう。若様組のシリーズが好きな人にはいいかもしれない。

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あなたに似た街 藤井青銅

地方を舞台にしたショートストーリー集。どこにでもありそうな街といういい方もできるし、かえってなさそうにも思える。話についてもそれなりに面白いものからそうでもないものまで入っている。そこまで悪い作品だとは思わないのだが、全体的に妙に印象に残らなかったのが残念である。

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バタフライ 平山瑞穂

偶然がいろいろつながっていくところがなんとなく伊坂幸太郎っぽい感じではあるが、妙にリアルな感じがするところが平山瑞穂らしい。もう少し最後の処理がきれいになっていてもよかった気もするが、これはこれでありだと思う。

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公器の幻影 芦崎笙

マスコミをテーマにした作品。臓器移植問題と複雑に絡んで、なかなか興味深い展開になる。マスコミの傲慢さとそれでも伝えることの意義とかうまく描かれていて、面白かった。

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ままならないから私とあなた 朝井リョウ

人間関係について考えさせられる作品といおうか。最初の「レンタル家族」にしても後半の「ままならないから私とあなた」にしてもその点は共通しているように思う。朝井リョウはよく変わった問題提起をしてくるが、自分に都合のいいところだけ受け入れて、自分が否定されそうなところには反発するという指摘にははっとさせられる。読みやすいが、決して浅くはない作品である。

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大きくなる日 佐川光晴

父、母、姉、弟の4人家族をまずもってきて、その家族の構成員または周りの人を主人公にした連作短編集。太二という少年が幼稚園の卒園から中学卒業までの9年間が描かれることになる。いろいろな家族の事情が描かれてはいるが、いわゆる心温まるお話というやつで、比較的安心して読める作品である。

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バベル九朔 万城目学

今までの万城目学の作品とは少し毛色が違う感じでなんとなく村上春樹の「1Q84」を思い出す。しかし読み進めていくとなぜか「偉大なる、しゅららぼん」のネタが出てくるので、結局なんか気分がよくないまま終わる。そんなに長いわけではないのだが、妙に長く感じられたのはストーリー展開が微妙だったためかもしれない。

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