とりあえず読んでみる
本の感想を思いつくままに書いています。読んだ順番ではありません。   あと非常に偏った趣味なのでその辺もご理解いただけると嬉しいです。    ※画像の大きさがおおざっぱなお勧め度です。

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闘う君の唄を 中山七里

タイトルから中島みゆきの「ファイト!」を想像し、まあ実際章立てではその歌の歌詞の一部が各章のタイトルになっているのだが、あまり歌とは関係がない。幼稚園の先生を主人公にした奮闘記とも言おうか。それなりに面白いのだが最後の展開が少し微妙な気がしないでもない。

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夏の裁断 島本理生

主人公が若手の女性作家で、あとはいつもの島本理生のパターン。何がいいんだかよくわからない無茶苦茶な男に振り回され、その一方で草食系っぽい男を振り回すという…時間の経過がわかりにくいので、その部分が少し読みにくい。ただ良くも悪くもいつものパターンなので、今まで島本理生の本を読んできた人ならそんなに困らないだろうが、それほど目新しさがなかったのは残念だ。

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橋を渡る 吉田修一

吉田修一の新作ということで読んでみた。前半は2014年の野次事件などの時事問題を取り込み、期待通りの面白さでここからどう展開するのだろうかと思ったら、4章目が70年後の2085年の話になっていて、それはそれでメッセージ性もあるのだが、なんとなく気持ち悪い展開になって、エピローグで「でもそんな未来にならないかも」というような期待をさせて終わる感じである。
正直、この未来の話が今一つしっくりこなかったので、最終的にはまあそれなりの本、という評価に落ち着いてしまった。

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翔ぶ少女 原田マハ

阪神大震災で両親を亡くした「ニケ」という名前の少女が「佐元良」なる人の家に引き取られて佐元良家(サモトラケ)のニケになるという…なんていうか無理がありすぎな名前設定。で、羽が生えてくるとか結構奇抜な展開にする割には拍子抜けするくらいあっさりと終わる。もうちょっとなんか話に工夫があってもいいんじゃないかと思ってしまった。

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小説の書きかた 須藤靖貴

女子高生が部活動の一環で新人賞に応募しようとする話。3人で「小説を書く」という行為をスポーツに置き換えれば普通のスポーツ小説と同じ発想で楽しめる。作者自身をモデルにしたと思われる作家も出てきたりして、書きかたを教えてくれるところなどは妙に山本甲士の「そうだ小説を書こう」に似ているような気がしないでもないが、こちらのほうが小説として楽しめると思う。

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森に願いを 乾ルカ

持ち主不明の森にふらっと訪れた人々を主人公にした連作短編集。森番との関係がポイントになっているが、基本的には悩みを抱えた人たちがちょっと反省して、また一歩を踏み出す話として楽しめる。ただなんというか森番の話がちょっと納得いかない感じもした。

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億男 川村元気

思った以上に安っぽい話だった。全体的に説教臭さがあるわりに、それを語る人々に今一つ重みがないので、妙に空虚な感じになってしまう。極端な状況設定にしたために、嘘くささだけが目立ってしまったのも残念な点である。結果として「お金と幸せ」などとたいそうなテーマを掲げて偉そうに説教を垂れる本に思えてしまって、あまり楽しめなかった。

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今はちょっと、ついていないだけ 伊吹有喜

バブルの時にカメラマンとして活躍した男が、再び写真を撮り始める話、といっていいのだろうか。連作短編集で、いわゆるバブルの世代の人々のその後の描き方が非常にいい。物語全体が決して悲観的になっていないところも好感が持てた。

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ウィメンズマラソン 坂井希久子

女子マラソンをテーマにした作品としてはかなりよくできた小説だと思う。数字の追い方が丁寧なので数字で白けることがないし、選手の描き方も好感が持てる。やはりきちんと調べて書いた作品というのは説得力があるのだと感じた。

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踊り子と探偵とパリを 小路幸也

タイトル通り、パリに出てきて成功しようと考える主人公が、踊り子と探偵と事件を解決する話。主人公が作家を目指しているという設定なので作中劇のような部分もあるのだが、本編との混ぜ方が微妙で、無理に作中劇風にしなくてもいいのにとは思った。

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田嶋春にはなりたくない 白河三兎

田嶋春という正義感は強いが、空気の読めない女子大生の周辺の人物を描いた連作短編集。
周りにいたら結構困る人なのだが、妙に魅力的である。そこがそのままこの作品の魅力になっているといえるかもしれない。

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アンと青春 坂木司

「和菓子のアン」の続編。基本的には一話完結なので、前作を読んでなくても楽しめるとは思うが、やはり登場人物が重なっているので「和菓子のアン」から読んだほうがいいだろう。前作では違う方向に持っていくのかと思った立花との関係はお約束という奴だろうか?

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誰にも探せない 大崎梢

埋蔵金伝説に何やら物騒な事件が絡む話。幼馴染二人の関係をベースに物語が展開するのだが、若干伏線が処理しきれていない印象。最初の湖衣姫の伏線は、いらないんじゃないか?と少し思った。

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拳の先 角田光代

「空の拳」の続編。年を取ることによって以前とは別の問題が生じてくるところがなかなか面白い。ただ悲観的に終わらないところが非常によかった。500ページを超える長編だが、決して飽きさせない展開も良い。続編ということを割り引いても今年読んだ本の中で上位に来ることは間違いない作品である。

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砂に泳ぐ 飛鳥井千砂

携帯ショップの店員だった主人公の女性が、ひょんなことから違う人生を進んでいくことになる話。多少ご都合主義的なところはあるのだが、人生を切り開いていく主人公の強さがとてもよかった。それにしても写真家がこの手の女性作家にとってはあこがれの職業なのだろうか?

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娘に語るお父さんの歴史 重松清

父が中学生の娘に自分の生まれ育った時代を調べながら語る、という形で昭和を振り返った感じの作品になっている。なおこれは単行本から10年たっているのでその後の話が少し描かれている。それにしても10年でまた変わったなと感じさせてくれる作品でもあった。

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デブを捨てに 平山夢明

何やらグロテスクな設定の話を集めた短編集。タイトルが面白そうだったので読んでみたのだが、正直、この手の作品はあまり相性がよくないと思った。どうも読んでいて気分が悪くなってしまって、今一つ楽しめなかった。

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スコールの夜 芦崎笙

キャリアウーマンの主人公が頭は良いが人間性は最低の男に仕事の関係で依頼をしなければならず、そのうちに「最低」だと思っていた男の別の面が見えてくる話。
面白いが、終わり方が中途半端なのが少し残念だった。

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残業税 小前亮

残業税という税が導入されたら、という設定で税務署員の奮闘を描く作品。残業税の制度としてきちんと描かれていて、物語に非常に説得力がある。それにしても現実に残業税を導入してくれたら面白いのにと思ってしまったりした。

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あの人が同窓会に来ない理由 はらだみずき

同窓会の幹事を押し付けられた主人公が出席率を上げるために奔走する話。同窓会に行かないのにそんなにたいそうな理由があるかという問題はあるが、いろいろな人の立場の違い、あるいは年月によって変わってしまった部分と変わらない部分と、そういうものの描き方がよかった。

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幹事のアッコちゃん 柚木麻子

このシリーズも3冊目。あまり深刻にならずに読めるところがいい。そんなにうまくいくか!と思うところもあるかもしれないが、元気になれる作品であることは間違いない。主人公がちゃんと年をとっていく設定もいい。結果として様々な年代の悩みがうまく描かれていると思う。

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