とりあえず読んでみる
本の感想を思いつくままに書いています。読んだ順番ではありません。   あと非常に偏った趣味なのでその辺もご理解いただけると嬉しいです。    ※画像の大きさがおおざっぱなお勧め度です。

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蔦屋 谷津矢車

蔦屋重三郎を描いた時代小説。時代小説としてはかなり読みやすい。また、芸術をテーマにすることで、寛政の改革の負の側面がいろいろと見えてくる。これは現代にも通じるところがあり、権力者に都合の悪い言論が封じられる世の中はもう終わっているよね、という部分が本当にうまく描かれていた。

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デビクロくんの恋と魔法 中村航

映画化されたとかでかなり宣伝されていたのでほとぼりが冷めたころを見計らって読んでみた。まあ中村航っぽい普通の恋愛小説。展開は読めるし、かなりの甘々な作品なので、人によっては結構読みづらいかもしれない。作中に結構な回数登場するデビクロ通信ってそんなに魅力的に思えなかったのだけど、伏線としての使い方はなかなかよかった。

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空色メモリ 越谷オサム

文芸部といういかにもマイナーそうな部を舞台にした青春小説。越谷オサムは普段脚光を浴びない人を主人公に仕立てるのが本当にうまいと思う。結構すごい事件に発展したりもするのだが、そのわりには嘘くさくない。またその解決の仕方なども含めて読んだ後にちょっといい気分になれる作品である。

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渋谷に里帰り 山本幸久

渋谷出身の営業マンが先輩社員の退社に伴って引き継ぎをやっていくうちに少しずつ変わっていく話。いろいろと考えさせられる部分もあり、単純なエンターテインメントではないところがいいとえるのかもしれない。個人的にはそれなりに楽しめたのだが、少し主人公にイラついた。

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団地で暮らそう! 長野まゆみ

戦後にたくさん作られたいわゆる「団地」の生活を描いた作品。説明が多く、正直、小説というよりもレポート的な感じがする。たいしてストーリーがあるわけではないので、ストーリを追いかけるタイプの人にはお勧めしない。

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C級フルーツパフェ 吉川トリコ

どちらかというとダメな人の恋愛模様を描いた短編集。共感ができるというわけではないのだが、妙に説得力があって楽しめる作品である。

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がらくた屋と月の夜話 谷瑞恵

主人公の女性が飲み会の帰りにガラクタを売っている老人に出会う話。物語を売る、というコンセプトでガラクタを売っている話だが、もっとファンタジーなのかと思ったら、意外と現実的で楽しめた。まあ個人的にあの天地という男は好きになれないが。

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イチゴミルクビターデイズ 壁井ユカコ

東京で一人暮らしをするOLのところにふらっと昔の友達が訪ねてきて、怪しげな同居生活が始まる・・・というすごい展開。
過去と現在が交互に描かれていて、少しずつ真相が明らかになっていく。とはいえミステリーというほどのものではなく、普通の青春小説として楽しめる作品である。

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そうだ、小説を書こう 山本甲士

左遷されたのをきっかけに小説を書こうとする男が主人公。いろいろと小説の書き方についての技術的なアドバイスが書かれている。自伝的小説だときいて読み始めたのだが、むしろ小説の指南書という感じだった。…と思ったら小説の指南書というのが正しい扱いのようで、読み始める前の私の認識が間違っていたというだけのことだったのですが。

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鬼はもとより 青山文平

「藩札」に関していろいろな指南を行う男を主人公に田舎の小藩の財政立て直しを図る物語。時代小説は苦手なのだが、この物語はすんなりと読めた。いまの政治家にも清明くらいの覚悟が欲しいものだと思った。

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チームFについて あさのあつこ

田舎を舞台にした政治?の話だったりスポーツものだったりと微妙な感じの作品。作者がウケ狙いの表現を多発しすぎているところが正直うっとうしいが、話としてはそんなに悪くない。もう少しすっきりさせてくれたらもっと楽しめたのにと思う作品である。

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息ができない 吉村龍一

ひょんなことから事件に巻き込まれる男が主人公なのだが…ここまで不幸な人を量産しなくてもと思った。バイオレンス映画のごとく人が死ぬのは構わないし、そのあたりはスピード感もあってよかったのだが、結末がちょっとひどくないか?と思った。

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ゲームセットにはまだ早い 須賀しのぶ

社会人野球をテーマにした作品。最初はプロになりそこない、社会人野球の強豪チームに入るもなかなか結果が出せていない男が主人公だったが、いろいろな人の視点から描かれている。野球云々というよりも自分の働き方などについて考えさせられた。

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王とサーカス 米澤穂信

米澤穂信の久々の新刊。ネパールを舞台にしたミステリー。「さよなら妖精」の登場人物が出てくるということだったが、さよなら妖精を読んだことがない私でも十分に楽しめた。続編というわけではないので、特に気にしなくてもいいだろう。

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7周年記念

7周年企画です。
例によって過去一年をまとめてみました。

過去1年で記事にした回数ランキング ※()内は最後に記事にした日付
1位 6回(6冊) 桜木紫乃(7.14)
1位 6回(6冊) 平安寿子(7.30)
3位 5回(6冊) 柚木麻子(5.23)
4位 5回(5冊) 東野圭吾(6.29)
4位 5回(5冊) 小路幸也(7.19)
6位 4回(4冊) 瀧羽麻子(6.03)
6位 4回(4冊) 宮部みゆき(6.05)
6位 4回(4冊) 中村文則(7.07)
6位 4回(4冊) 湊かなえ(6.16)
6位 4回(4冊) あさのあつこ(7.24)
6位 4回(4冊) 佐川光晴(8.16)
6位 4回(4冊) 角田光代(8.17)
6位 4回(4冊) 山本幸久(9.1)
14位 3回(3冊) 近藤史恵、平山瑞穂、宮下奈都、辻村深月、飛鳥井千砂、相沢沙呼、長岡弘樹
3冊以上がちょうど20人。去年と同じですね。
昔のを読んだため平安寿子が初の1位。桜木紫乃も以前のを読んだというのが大きい。
あさのあつこが7年連続でベスト10入り。それだけたくさん書いているというところがすごい。
角田光代は2年目の時だけベスト10に入らなかったが、あとはすべて入っている。

今年から読み始めた作家としては長岡弘樹が比較的上位に入った。
また今年は1年目以来記事にしていなかった作家を久々に取り上げた1年でもありました。
森絵都をはじめ、永瀬隼介、山本甲士、唯川恵、穂高明、小野寺史宜など。
その一方で柳広司は初めて1冊も記事にしなかった。

通算だとこんな感じ ※()内は最新記事の日付
1位 44回(48冊) 重松清(7.22)
2位 34回(34冊) あさのあつこ(7.24)
3位 31回(32冊) 近藤史恵(8.30)
4位 30回(30冊) 角田光代(8.17)
5位 27回(27冊) 石田衣良(2.21)
6位 26回(26冊) 平安寿子(7.30)
7位 24回(24冊) 道尾秀介(2.24)
8位 22回(22冊) 有川浩(8.03)
9位 20回(20冊) 辻村深月(7.16)
10位 18回(18冊) 小路幸也(7.19)

11位 17回(17冊) 大崎梢(11.04)
11位 17回(17冊) 湊かなえ(6.16)
13位 16回(18冊) 三浦しをん(8.28)
14位 16回(16冊) 東野圭吾(6.29)
15位 15回(15冊) 恩田陸(7.17)
15位 15回(15冊) 吉田修一(6.12)
15位 15回(15冊) 椰月美智子(12.18)
18位 14回(14冊) 桜庭一樹(12.11)
18位 14回(14冊) 山本幸久(9.01)
20位 13回(14冊) はらだみずき(6.07)

21位 13回(13冊) 宮下奈都(2.20)
21位 13回(13冊) 宮部みゆき(6.05)
21位 13回(13冊) 伊坂幸太郎(6.17)
24位 12回(13冊) 柚木麻子(5.23)
25位 12回(12冊) 米澤穂信(2014.4.09)
25位 12回(12冊) 坂木司(1.22)
25位 12回(12冊) 森見登美彦(4.23)
25位 12回(12冊) 中村文則(7.07)
25位 12回(12冊) 桜木紫乃(7.14)
25位 12回(12冊) 佐川光晴(8.16)

31位 11回(11冊) 瀬尾まいこ(2014.2.09)
31位 11回(11冊) 百田尚樹(10.31)
31位 11回(11冊) 平山瑞穂(2.16)
31位 11回(11冊) 瀧羽麻子(6.03)
31位 11回(11冊) 津村記久子(6.23)
31位 11回(11冊) 畠中恵(7.09)
37位 10回(10冊) 恒川光太郎(2014.9.21)
37位 10回(10冊) 山崎ナオコーラ(1.07)
37位 10回(10冊) 本多孝好(7.08)
37位 10回(10冊) 梨木香歩(7.13)
37位 10回(10冊) 島本理生(7.25)
37位 10回(10冊) 奥田英朗(9.04)
43位 9回(9冊) 万城目学(2014.8.26)
43位 9回(9冊) 朝井リョウ(5.09)
43位 9回(9冊) 中山七里(8.10)
46位 8回(8冊) 三崎亜記(11.08)
46位 8回(8冊) 白河三兎(8.22)
46位 8回(8冊) 貴志祐介(9.03)
49位 7回(7冊) 久保寺健彦(2011.12.10)
49位 7回(7冊) 綿矢りさ(2013.8.29)
49位 7回(7冊) 西加奈子(2013.12.02)
49位 7回(7冊) 絲山秋子(2014.3.19)
49位 7回(7冊) 荻原浩(2014.5.29)
49位 7回(7冊) 早見和真(2014.9.11)
49位 7回(7冊) 雫井脩介(11.02)
49位 7回(7冊) 朝倉かすみ(3.20)
49位 7回(7冊) 相沢沙呼(3.21)
49位 7回(7冊) 須藤靖貴(4.08)
49位 7回(7冊) 東川篤哉(7.10)
49位 7回(7冊) 小川糸(7.12)
61位 6回(7冊) 佐藤多佳子(12.22)
62位 6回(6冊) 柳広司(2014.6.05)
62位 6回(6冊) 中島京子(7.18)
62位 6回(6冊) 畑野智美(8.04)
62位 6回(6冊) 飛鳥井千砂(8.11)
66位 5回(5冊) 川上健一(2014.7.04)
66位 5回(5冊) 川上未映子(2014.7.18)
66位 5回(5冊) 誉田哲也(2014.9.13)
66位 5回(5冊) 森絵都(2014.9.19)
66位 5回(5冊) 原田マハ(11.03)
66位 5回(5冊) 楊逸(11.09)
66位 5回(5冊) 朱川湊人(12.26)
66位 5回(5冊) 伊吹有喜(8.02)
66位 5回(5冊) 越谷オサム(8.08)
66位 5回(5冊) 中村航(8.12)
66位 5回(5冊) 横関大(8.19)


実は今年は1年間で書いた記事の量が1年目を上回り、史上最多となりました。
5月は2つしか書いていないのに…。まあ更新にムラがあるのも相変わらずですが、今後ともよろしくお願いします。

音楽は何も与えてくれない 津原泰水

最近妙にエッセイを読む機会が多い。これも津原泰水のエッセイ集である。
音楽との出合いがあったり、日記のような部分があったりとまあ一応タイトル通りの話であるが…しかし津原泰水ほどの人でも1999年の日記によれば作家としての年間の収入が100万に届いていなかったというのだから、作家というのは大変だなと思った。

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その桃は、桃の味しかしない 加藤千恵

「こぼれ落ちて季節は」がそこそこ面白かったので別の作品もと思い、読んでみた。が…正直、少し期待外れ。主人公は愛人の一人で、年の近い別の愛人と同居している。女性同士の関係の描き方についてはたぶんそういうのもあるのだろうと思えるのだが、愛人二人を同じ部屋に住まわせる男の心理がよくわからなかった。ただ、ラストはなかなか良かった。

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田舎でロックンロール 奥田英朗

奥田英朗の中学時代から高校時代にかけての音楽に関する思い出をつづったエッセイで、最後に短編小説が掲載されている。学校に関する恨みというか理不尽さに関するコメントなどが非常にいい。音楽の話については、知らないものが多かったが、それでも十分に楽しめる作品である。

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極悪鳥になる夢を見る 貴志祐介

貴志祐介がデビューから2013年ごろまでにかけて書かれたエッセイをまとめたもの。一番古いもので1999年のものがあり、一番新しいもので2013年のものがあった。時系列に並んでいるわけではないので、読んでいると、この話はいつの話だ?と思うときもあるが、それぞれのエッセイ自体はそれなりに面白い。個人的には「新世界より」ができるまでがなんとなくわかったのが非常に印象的だった。

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ヤングアダルトパパ 山本幸久

中学生にして父親になってしまった主人公の奮闘記とでもいおうか。現実的な部分での突っ込みどころはいろいろとあるのだろうが、その特殊な設定でも納得させられるような書き方になっているので、結構楽しめる。それにしても花音という女はひどすぎないかとちょっと思った。

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