とりあえず読んでみる
本の感想を思いつくままに書いています。読んだ順番ではありません。   あと非常に偏った趣味なのでその辺もご理解いただけると嬉しいです。    ※画像の大きさがおおざっぱなお勧め度です。

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ミチルさん、今日も上機嫌 原田ひ香

バブル世代のバツイチ女性が自分の新しい人生を切り開いていく話、というとなんとなくいい話に聞こえる。ただ何かこの主人公が仕事を辞めてだらだら生活に入る理由が今一つ納得いかない。話としてはそこそこ良くできているのだが、鈴木という男が主人公の生活をあそこまで破壊できるほど影響力がある感じには思えなかった。ここがもう少し納得できる感じに書いてあったらと思うと少し残念である。

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昨日の海は 近藤史恵

田舎の高校生の家に、シングルマザーの伯母が引っ越してくるところから話が始まる。祖父母の死の真相を探る伯母と伯母とは別にやはり真相を探る主人公。最終的に両者とも真相に行きつくが…
少しだけ大人になった感じの主人公がなかなかいい。恋愛とは違うが少し切ない物語である。

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あの家に暮らす四人の女 三浦しをん

平成版「細雪」と言われ、作中でも細雪との関連が描かれているが、細雪を知らなくても十分に楽しめると思う…がこればかりはよくわからない。ただあまり細雪と似ているという感じでもなかったので、気にしなくてもよいだろう。文体が若干硬派な感じで、久々にちょっと文学作品っぽい感じの三浦しをんの作品読んだ、という気がした。

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OUT OF CONTROL 冲方丁

短編集で、特に何かテーマがあるという感じでもなさそうだが、あえて言うならSFとホラーという感じだろうか。
基本的にホラーはあまり好きではないが、「箱」は面白かった。というよりも、前半の作品のほうが比較的面白く、後半はあまり相性がよくなかった。
この本には「天地明察」の原型ともいえる「日本改暦事情」なども収録されている。…ところで私はいつになったら「天地明察」を読み終わるのだろうか。

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サマーサイダー 壁井ユカコ

最初は普通の青春小説かと思ったら、ミステリーというかホラーというか、SF要素まであるすごい話だった。男子中学生の描き方が若干微妙ではあるが、これはこれで面白かった。

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ふたえ 白河三兎

高校生の青春ものということで個人的には好きなジャンルなのだが、期待したほどではなかった。そんなに悪い作品ではないのだが、もう少し書いてくれないとよくわからない部分が結構あり、またそんな中で叙述トリックを仕掛けるのだが、書き方が強引だったので、叙述トリック使ってそうだなあというのがわかってしまうのも少し残念な点だった。ただ人付き合いを得意としない人たちの描き方やバカみたいなことに協力してくれる人々の善意の描き方が素晴らしく、ちょっといい気分になれる作品でもある。

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荒神絵巻 こうの史代  宮部みゆき原作

宮部みゆきの「荒神」がまだ借りられなかったので代わりに借りてみた。話が短くなっているのだが、その分絵で補われているので、話の流れはよくわかった。時代小説と化け物の話が合わさっていて、私には比較的苦手なジャンルの話なのだが、それなりに楽しめた。

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トラップ 相場英雄

またシリーズものと知らずに途中の作品から読み始めてしまった。警察小説にはシリーズものが多いのだが、シリーズとして明記されていないことが多い。登場人物についてある程度わかっているだろうという前提で書かれている部分があったのでシリーズものだと気付いたのだが、シリーズものだと知らずに読むと正直、登場人物についての説明が足りないように感じられる部分がある。知能犯をおいかける刑事を主人公にした話でそれなりによくできている作品だっただけに、2作目から読んでしまったことが残念だった。

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チェインギャングは忘れない 横関大

先月読んだ、「K2」がシリーズものであったことをあとで知り、神崎と黒木のシリーズの第1作であるこれを読むことに。主人公は刑事側ではなく、トラック運転手の女性なので、話としてはいわゆる刑事もののシリーズとは少し違って楽しめた。突っ込みどころはいろいろとあるのだろうが、そういうご都合主義的なところも面白さとしてOKだと思わせることができるのがこの作者の魅力ではないかと思う。

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夜かかる虹 角田光代

97年だというから結構前の作品ということになる。文体としては角田光代らしい作品なのだが、やはりまだ完成されていない感じがして、それほど魅力的な作品とは思えない。人物の描き方とか、角田光代らしくていいとは思うのだが、現在の角田光代作品のように一気に読めるようなそういうものはこの作品にはなかった。

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校長、お電話です! 佐川光晴

47歳と比較的若手で母校でもある中学校の校長先生になった主人公が学校を立て直す話。生徒と教師の関係の描き方が若干ご都合主義的な気がしないでもないが、生徒に責任を押し付けていないところに好感が持てる。基本的には善人の物語であって、心温まる話、としてとらえるのがいい作品である。

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刑事のまなざし 薬丸岳

以前、シリーズの3作目から読み始めてしまったので、1冊目を読んでみた。基本的に一話完結という感じで、しかも刑事の夏目の視点ではなく、関係者の視点から描かれている。あえて分類するなら叙述トリックを楽しむミステリーということになるだろう。全体的にはそれなりに面白かったのだが、最後の話で「被害者の気持ちはこうだ」と個人の話を一般化しているように思える点が気になって、ちょっと評価が下がってしまった。

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栄冠を君に 水原秀策

相性が悪い作家というのはいて、おそらくはこの人はそうなのだろうと。野球選手としての将来を嘱望された高校生を主人公にして、まあありえないような展開を見せるのだが…殺人があまりにも簡単に行われすぎていないか?全体的に話の要所要所で不自然なところがあり、どこまでが伏線でどこまでがご都合主義ですっ飛ばした部分なのか読み終わるまでわからない。そういう意味では別にグロいわけではないし、人物の描き方もどちらかと言えばあっさりしているのに、ただただ不快な気分にさせられる作品であった。

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小森谷くんが決めたこと 中村航

小森谷くんというごく普通の青年の物語。この世代に通じるようなネタがいろいろと仕掛けられていて、かなり特定の世代を狙った作品ともいえる。ただこれはこれで面白いのでありかもしれない。しかし普通の人という割にはあまり普通でないように思えるのだが。

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はるがいったら 飛鳥井千砂

飛鳥井千砂のデビュー作。ある姉弟を軸に描かれている。わりと特殊な設定だと思うのだが、普通っぽく書かれているので、説得力がある。まだ初期作品なので若干雑な部分はあるが、それなりに楽しめる作品である。

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テミスの剣 中山七里

「冤罪」をテーマに扱うことの難しさを感じた。「切り裂きジャックの告白」や「静おばあちゃんにおまかせ」を混ぜたりして、大掛かりにしているのだが、なんかな~という部分がどうしても残ってしまう。冤罪をテーマにするだけでどうしてこうも安っぽくなってしまうのだろう。全体としては楽しめるストーリーではあるのだが、やはり何か物足りない気がした。

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こぼれ落ちて季節は 加藤千恵

私の読書メーターを見た人から「加藤千恵とかいいんじゃない?」と勧められたので読んでみた。
連作短編集で、1つの話の中で2つの視点から描かれるという構成になっている。若い女性の本音的な描き方がなかなかいい。と思いつつ、彼女もいないのにそんなに女心を追究して私はいったいどこに行くのかという気がしないでもない。

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ボーナス・トラック 越谷オサム

ブラック企業で働く若者が現場に事故直後に通りかかってしまい、幽霊に出会う物語。人物の描き方が若干ステレオタイプであるところは否めないが、幽霊となってしまった亮太明るさがとてもいい。それにしてもこれだけブラック企業が出てくる物語が多いということは日本って相当やばいんじゃないかと思わないでもない。まあうちも十分ブラックですけどね。

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群青のタンデム 長岡弘樹

警察学校の同期の男女を軸に話が展開する。かなり長い時間を扱っているのだが、最後のオチがなんかなあと思った。意外性というのはあるかもしれないが、それにしたって…と思う。まあそれを除けば十分に楽しめる作品である。

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あなたの本当の人生は 大島真寿美

デビューしたものの、その後全く売れない小説家の女性が、森和木ホリーというあこがれの作家の家に行き…という話。いろいろな人物の視点から描かれているが、きちんと人物が描きわけられているので、誰の視点からかがすぐに読み取れる。コロッケをやたら作るとか、金銭のやり取り関係とかで多少不自然な部分はあるのだが、本質的な部分では妙にリアルな感じのする作品である。

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ふたつの星とタイムマシン 畑野智美

SFっぽい作品を集めた連作短編集。畑野智美の作品としては今までで一番おもしろかった。個人的には人間型コンピューターの話が一番気に入っている。

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絵本「旅猫リポート」 有川浩

「旅猫リポート」の文章を短くして村上勉の絵を増やした本。もともとの話を知っているので、それなりの楽しめるが、そうでない人にはちょっとわかりにくかったのではないかと思う。ただこれは「絵本」である。絵だけで大体のストーリーの流れがつかめる。むしろ省略されている分、絵から想像力が掻き立てられる。村上勉の作品としてとらえたほうがこの本は適切な野だろうと思う。

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BAR追分 伊吹有喜

新宿の「追分」にあるBARを舞台にした物語。伊吹有喜の久しぶりの新刊ということで結構期待したのだが、それほどでもなかった。人間を適当なイメージで悪く書かないところは好きなのだが、一部の人物が若干ステレオタイプなようにも思えた。期待値を上げすぎなければ十分に楽しめる作品である。

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骨を彩る 彩瀬まる

若くして妻が死んだ男とそれにかかわる人々を描いた連作短編集。それなりに楽しめる。
あまり悲劇的になりすぎないところがよかった。

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