とりあえず読んでみる
本の感想を思いつくままに書いています。読んだ順番ではありません。   あと非常に偏った趣味なのでその辺もご理解いただけると嬉しいです。    ※画像の大きさがおおざっぱなお勧め度です。

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崑崙の玉 井上靖

西域ものの短編集。昔読んだ本なのだが、その後、なかなか見ることができず(図書館にも置かれていなかった)、あきらめていたところ、先日、ひょんなことから手に入った。どの作品もクオリティが高いのだが、なんといっても「永泰公主の首飾り」は名作である。

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グッドラックららばい 平安寿子

おそろしいまでに自由な家族を描いた作品。自分勝手ともいえるが、なんだかんだで家族の本質というものを描いているようにも思える。家族なんだから維持する努力なんていらないだろ、というような感じがしてここまで極端だと逆にさわやかに感じられるから不思議である。
ラストの脇役同士を絡めた終わり方も一筋縄ではいかない感じがして非常に良かった。




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怖い女 ゴマブッ子

話題のブロガーが書いたということで発売当初にちょっと気になってはいた。とはいえ、その人のブログを読んだことがなかったので、よくわからないまま読んだというのが正直なところ。だからこそ言えるが、小説としてはわりと軽い感じで読める。裏の意味とか何も考えてません。というわけで若干薄っぺらい作品としてとらえてしまっているのですが、果たしてどうなんでしょう?女性ってこういうものだといわれたらそうなのかもしれないですが。

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夜の木の下で 湯本香樹実

独特の雰囲気を持った短編集。幽霊的なものが登場する作品がいくつかあるが、個人的には「マジック・フルート」が一番気に入っている。

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昨夜のカレー、明日のパン 木皿泉

夫を亡くした女性と、義父との同居というちょっと変わった生活を描いた作品。いろいろな人物の視点で描かれた話で構成されているが、連作短編集というと少し違う気がする。微妙な人間関係が描かれているが、どこかほのぼのとしていて好感が持てる作品である。





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K2 池袋署刑事課 神崎・黒木 横関大

ちゃらちゃらした黒木と真面目な神崎のコンビが事件を解決するというまあ刑事ものとしてはありきたりな設定ではある。が、お決まりの面白さというのはある。第7話の終盤でもう少しすっきり場面転換ができていればもっと良かったのだが、まあこれはこれでいいのだろう。

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Red 島本理生

島本理生の本としては意外と面白かった。基本的な構図は相変わらずなのだが、主人公を子どもを持つ女性にしたのが結果的に今までになかった魅力になっているように思う。途中はイライラさせられる部分もあるが結末がなかなかよかった。

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ゆらやみ あさのあつこ

父親不明の子として生まれた女の一代記的な話。下働きから女郎になり…そして…という展開。石見銀山周辺の江戸時代末期から大正までを描いているが、メインの物語は江戸時代である。突っ込みどころがないわけではないが、女のしたたかさがうまく描かれていて良かった。
山関連の作品としては「ぬばたま」や「たまゆら」などよりもずっと面白い作品だった。

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これから「正義」の話をしよう マイケル・サンデル

数年前に話題になった本を今さらながら読んでみた。いろいろと考えさせられる内容で、読み終わるのに時間がかかった。わかりやすい思想史の本としても楽しめるし、アメリカ人の価値観がよくわかる本としても楽しめる本である。

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なきむし姫 重松清

2児の母でありながら泣き虫のアヤとその夫のテツの家族の話。設定としては若干無理があるような気もしないでもないのだが、文章がうまいので結構一気に読める。それにしても日本ってブラック企業多いなあと余計なことを思ったりも。

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雪の断章 佐々木丸美

オフ会で紹介されていたので読んでみた。設定が40年以上前なので若干古臭く感じる部分もあるが、それも含めて当時の時代背景がよく描かれていると思う。事件が起きるまでがちょっと長いし、青酸カリで殺されているのに、どう考えてもそんなもの入手できそうにない主人公が疑われるのが不自然だが、まあ逮捕されるわけではないので、許容範囲だろうか。

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Burn 加藤シゲアキ

記憶を失った舞台演出家が記憶を取り戻していく話。記憶を失っていたという初期設定が妙に胡散臭いが、話の流れとしてはよくできていた。無駄な展開のように思える部分がないわけではないが、伏線らしいものはきちんと処理されていて読後感はいい。

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壁と孔雀 小路幸也

SPの男がけがをして、休みを取ることになり、幼いころに別れた母の墓を訪ねていく話。まあ展開についてはいろいろと突っ込みどころはあるが、これはこれでありかもしれない。それにしても北海道で顔のいい人に会う的な展開結構多いなと余計なことを考えた。

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パスティス 中島京子

いろいろな文学作品のパロディの短編集。おやゆび姫のような強烈な作品もあれば、比較的穏当な作品もある。
もとになった話を読んでいなくても十分に楽しめる作品である。

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ブラックベルベット 恩田陸

神原恵弥のシリーズ第3弾。…ということに読み始めてから気が付いた。多少前の作品と読んでいないとわからないであろう部分はあるが、基本的にはこの作品から読み始めてもそれほど問題はない。
あからさまにトルコが舞台なのになぜかT国。しかし都市はそのままイスタンブールとか書かれている。「夢違」でもこんな感じの書き方してたなとか余計なことを思った。
わりと納得できるラストではあったが、衝撃というよりは拍子抜け、というのが近い気がする。

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朝が来る 辻村深月

子育てがテーマなのかと思いきや別の方向に展開した。途中の展開で「盲目的な恋と友情」のような不幸な人を量産するタイプの作品かと思ったが、比較的救いのあるラストでよかった。若干、ステレオタイプ的な人物が見られたが、脇役なので気にするほどでもない。

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運転、見合わせ中 畑野智美

事故で電車が止まっている、という設定でその影響を受けた人々を描いた連作短編集。最初に「飛来物」というので、どんな展開かと期待したが、意外と普通だったのが少し残念だった。
どうしようもない人を主人公にした話がいくつかあるが、そうしたダメ人間の描き方がこちらをいらだたせるくらいにうまく描かれていて良かった。

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恋肌 桜木紫乃

北海道を舞台にした短編集。決して裕福ではない暮らしの中でしぶとく生きる人々がうまく描かれている。桜木紫乃の短編は癖になるなあと思いながら読んだ。個人的には表題作よりも後半の3つ「フィナーレ」「絹日和」「根無草」のような救いのある話のほうが好きだったりする。

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丹生都比売 梨木香歩作品集 梨木香歩

梨木香歩の短編集。「コート」のようなすごく短いものから「丹生都比売」のようにそこそこの長さがある作品もある。ただ丹生都比売は表題作になっている割にちょっと説得力に欠ける感じがした。草壁皇子の視点なので仕方ないといえば仕方ないが、今一つ母親の側の動機が見えてこなかった。
個人的には変に長いものよりも「コート」が一番よかったと思う。

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さようなら、私 小川糸

期待値が低かったので、意外と楽しめた。とはいえ、最初の「恐竜の足跡を追いかけて」はあおったわりに、そのあおった部分の真相がよくわからないままだし、あおらなきゃいいのにと思った。ほかの話にも、ところどころ妙に伏線の張り方に違和感がある部分がありそこが残念だった。

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店長がいっぱい 山本幸久

友々家という他人丼のチェーン店の店長を主人公にした連作短編集。それぞれに抱えている事情の違いというものがうまく描かれていて面白かった。

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純喫茶「一服堂」の四季 東川篤哉

安楽椅子探偵もの。人の名前がなんとなくひっかかる。というよりよけいな設定があまりにも多すぎて売れないお笑い芸人がなんで受けないのかわからずにオーバーアクションを繰り返している痛々しい感じになってしまっている。もう少しよけいな設定を省いたほうが楽しめたような気がする。

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ときぐすり 畠中恵

このシリーズはなんとなく惰性で読んでしまう。新作が出たのであわててその前を読んだのだが、まあ良くも悪くも期待通り。ただ清十郎の話は、「だから何?」と思った。

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君の隣に 本多孝好

ちょっと変わったデリヘルをテーマにした連作短編集。それなりに面白いが…しかし、重要ではないことのようにさらりと書かれているが殺人はダメなんじゃないか?とちょっと思った。

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悪意の手記 中村文則

犯罪者の告白という形で書かれているのだが、まあ初期の作品ということで悪意とか狂気の度合いが若干控えめである。これはこれで楽しめるが、やはり現在の中村文則の作品のほうが面白いと思う。

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機龍警察 月村了衛

イメージ的にはガンダムの発想だろうか?とはいえ私はガンダムをよく知らないので、パトレイバーをイメージしていながら読んでいたのだが。
まあ要するにそういう特殊な武器をもった近未来の警察の話。というわけでパトレイバーのイメージ。そういうのが好きな人には楽しめる作品だが、普通の警察小説としては表現が若干大げさで少し白けてしまった部分もあった。
最初からシリーズ化を意識していたような終わり方もあまり好きではなかったが、まあどうせシリーズになっているのだから気にすることでもない。

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夜明けのカノープス 穂高明

出版社で契約社員として働く女性が主人公。教員になれなかったことへのコンプレックスなどがうまく描かれている。主人公が何か妙に後ろ向きな感じというのが作者の癖なのだろうか?

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女の子は、明日も 飛鳥井千砂

高校時代の同級生が10数年後に再開し、4人で集まるようになって…というのが基本路線。4人それぞれが主人公になった話で構成された作品である。それなりに面白いが個人的には高校時代の同級生の女4人組なら柚木麻子の「あまからカルテット」のほうが好みである。

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火花 又吉直樹

話題になっているので読んでみた。表現が独特で、非常に面白い。お笑いをテーマにした作品はいくつかあるが、「面白い」設定のものが面白くなかったりすることが多い中で、さすがプロの芸人だけあって、そういう「面白い設定」レベルのものは「つまらないネタ」として扱ってしまっているところがすごい。いろいろと考えさせられる部分もあり、すぐれた小説だと思う。

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世界は終わりそうにない 角田光代

角田光代のエッセイ集。対談なども収録されていてなかなか面白い。
けなす書評に意味があるのかというのはいろいろと考えさせられた。

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