とりあえず読んでみる
本の感想を思いつくままに書いています。読んだ順番ではありません。   あと非常に偏った趣味なのでその辺もご理解いただけると嬉しいです。    ※画像の大きさがおおざっぱなお勧め度です。

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ナインストーリーズ サリンジャー

「フラニーとゾーイー」が面白くなかったので、では翻訳者が別の人ならどうだろうかと思ったが、やっぱり面白くなかった。表現が独特だから面白いとかそういう話になるのだろう。ただ「これの面白さがわからないやつはバカ」とか言われなければいけないほどの名作とは思えなかった。
ナイン・ストーリーズ (ヴィレッジブックス)ナイン・ストーリーズ (ヴィレッジブックス)
(2012/07/20)
J.D.サリンジャー

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教団X 中村文則

またすごいのを書いてきたなと思った。登場人物たちの主張が強いので、こういうのは物語に落とし込めよと普通なら思うのだが、テーマを「教団」としたことで直接的な主張をしても不自然ではない。若干性描写がきついので、読みづらいところもあるが、全体としては強いメッセージ性のある作品であり、また物語としても強烈な印象を残す作品である。好き嫌いはわかれるだろうが、それも含めて圧倒的な力を持つ作品であるといっていいだろう。
教団X教団X
(2014/12/15)
中村 文則

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マツリカ・マハリタ 相沢沙呼

マツリカ・マジョルカ」の続編。うじうじした主人公が「マツリカ」さんなる謎の年上女性の命令で学校の謎を解決(?)する話。最後の話でマツリカさんの正体がなんとなくわかる。これで終わりなのかまた続編があるのかわからないが、それなりに楽しめる作品である。
マツリカ・マハリタ (単行本)マツリカ・マハリタ (単行本)
(2013/08/31)
相沢 沙呼

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透明カメレオン 道尾秀介

無理やりまとめると、いろいろな過去を抱えた人がバーに集まってそこに迷い込んだ女性の抱える問題をみんなで解決する話ということになるだろうか。不幸な人を量産するところが道尾秀介っぽいような感じで、さらに叙述トリックも使うので道尾秀介が好きな人にはいい作品だろう。話としてはなかなか面白いのだが、この安易な叙述トリックと不幸な人量産がちょっと気になってしまった。
透明カメレオン透明カメレオン
(2015/01/30)
道尾 秀介

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想像ラジオ いとうせいこう

どうもこの手の作品の面白さはわからない。ただいわゆる「震災で感動させよう」ネタは嫌だなあと思った。そういうのが気にならない人もいるだろうし、震災ネタってほどでもないと思う人もいるだろう。ただ私にとっては気持ち悪い作品だった。
想像ラジオ (河出文庫)想像ラジオ (河出文庫)
(2015/02/06)
いとう せいこう

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放課後に死者は戻る 秋吉理香子

想像していたのより「いい話」であった。自分を殺した犯人を他者として探すというのがなかなか題材として面白い。表紙が前作と同じような感じだったのでイヤミス的なものを想像していたが、中身は全く違う。別の感覚で楽しめる作品である。
放課後に死者は戻る放課後に死者は戻る
(2014/11/19)
秋吉 理香子

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オネスティ 石田衣良

幼馴染の男女の不思議な関係を描いた作品。石田衣良らしく性欲というかそういうものがかなり多く出てくるので、正直、やりすぎ感がある。いくら対比させるにしても極端すぎる気がした。やりすぎ感が気にならない人にはいいかもしれない。
オネスティオネスティ
(2015/01/05)
石田 衣良

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神さまたちの遊ぶ庭 宮下奈都

宮下奈都が北海道で暮らした1年間をつづったエッセイ。家族の日常が面白い。ところで作中に夫の仕事について次男が経済的に大丈夫なんでしょうかと心配する場面が出てくるのだが、そこで夫が
「だいじょうぶだいじょうぶ、今にママの本が売れるからね」
と答える場面がある。
昨年の秋から立て続けに3冊も本が出たのと関係あるのだろうかとよけいなことを考えてしまった。
神さまたちの遊ぶ庭神さまたちの遊ぶ庭
(2015/01/16)
宮下 奈都

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人生相談。 真梨幸子

人生相談の記事とそれに関連するような感じで物語が展開される。連作短編集かと思いきや最後にうまくつながる…のだが、さすがは真梨幸子、きっちり嫌な気分にさせてくれる。後味が悪い作品が好きな人にはお勧めである。
人生相談。人生相談。
(2014/04/15)
真梨 幸子

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青い約束 田村優之

偶然に高校の時の親友と出会い、それから過去が語られる。主人公はある事件をきっかけに親友と当時の恋人を両方とも失うことになるのだが、最後に明らかになるその真相が切ない。金融に関連して今の日本が抱える問題を提示しつつ、メインをあくまでも青春小説にしているところも素晴らしい。読んで損はない作品である。
青い約束 (ポプラ文庫)青い約束 (ポプラ文庫)
(2012/08/07)
田村優之

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レッツゴー・ばーさん! 平安寿子

老化をテーマにした作品。ただ何やらエッセイっぽい要素が強く、普遍化してしまっている感じがするので、小説としてはちょっと微妙な感じである。老化を現実的に受け止めて老化によって生じる様々な問題について予防策を講じようとするのはなかなかいいと思うが、もうちょっと年を取らないと楽しめない作品ではないだろうか。
レッツゴー・ばーさん! (単行本)レッツゴー・ばーさん! (単行本)
(2014/12/08)
平 安寿子

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彫千代 平山瑞穂

実在した人物を描いた小説というのも江戸から明治という時代というのも平山瑞穂の作品としてはかなり異色の作品である。
文章の構成などは平山瑞穂らしさも感じられるが、どちらかというと従来の平山瑞穂とは違う作品である。個人的にはそれなりに楽しめたので、平山瑞穂が好きな人なら多少雰囲気が違っても楽しめる作品だろう。
彫千代: Emperor of the Tattoo彫千代: Emperor of the Tattoo
(2014/11/11)
平山 瑞穂

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ホテルローヤル 桜木紫乃

廃墟となっているラブホテル「ホテルローヤル」を舞台にした連作短編集。徐々に時間をさかのぼっていくところが面白い。どの作品もそれなりにうまくまとまっていて面白いのであるが、桜木紫乃の代表作というにはちょっと物足りない気もした。
ホテルローヤルホテルローヤル
(2013/01/04)
桜木 紫乃

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おまえじゃなきゃだめなんだ 角田光代

かなり短い話の多い短編集。前半が指輪に関する短編で、後半に特定の場所に関する短編が多く入っている。短い話の中にいろいろと想像させる要素が入っていて、読ませる作品になっているところはさすがである。短編集だが続きが気になる作品のように一気に読んでしまえる本である。
おまえじゃなきゃだめなんだ (文春文庫)おまえじゃなきゃだめなんだ (文春文庫)
(2015/01/05)
角田 光代

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昭和の犬 姫野カオルコ

変な両親に育てられた女の子の話。虐待という言葉がまだメジャーではなかった時代という意味で昭和という言葉がはまるのかもしれない。しかし、いつも「直木賞のレベル」などと言っている選考委員の方々にお聞きしたいのだが、こんなのでいいんですか?はっきりいって昭和を振り返りたい人にだって面白いかどうか微妙なのに、ましてや今の40歳以下の人には全く面白くない作品だと思いましたが。
昭和の犬昭和の犬
(2013/09/12)
姫野 カオルコ

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