とりあえず読んでみる
本の感想を思いつくままに書いています。読んだ順番ではありません。   あと非常に偏った趣味なのでその辺もご理解いただけると嬉しいです。    ※画像の大きさがおおざっぱなお勧め度です。

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屋上と、犬と、ぼくたちと 若月香

主人公のもとに届いた不審なメモをきっかけに10年前に起きた友人の転落事故の真相を調べることになる話。前半が妙に長く感じられるのだが、後半はかなりスピードに乗って読める。前半でもう少し勢いに乗せることができればもっと評価が高くなる本だろう。あとは犬の伏線があまり生きていないのが気になるが、もしかしたらそれは作者の意図することなのかもしれない。
屋上と、犬と、ぼくたちと屋上と、犬と、ぼくたちと
(2014/09/18)
若月 香

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なごり歌 朱川湊人

昭和時代の団地を舞台にした連作短編集。それぞれの話のつながりがそんなに強いわけではないので、そんなに長い話という感じにはならない。ただひとつひとつの話の印象が薄いので、そんなに短編集として優れているかといわれるとそうでもない。何やら怪しげなものが好きな人なら楽しめる作品だろう。
なごり歌なごり歌
(2013/06/28)
朱川 湊人

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ノックスマシン 法月倫太郎

SFというかミステリーというかその両方というか…最初の話は未来を舞台にしているが、まあある意味ミステリ。
次の話はどちらかというとファンタジーな感じ。ただ私は有名なミステリをあまり知らないので、残念ながらこの作品を正しく理解できていないと思う。
そういう意味で評価は普通にしておきました。ミステリに詳しい人ならもっと楽しめたのではないかと思います。
ノックス・マシンノックス・マシン
(2013/03/27)
法月 綸太郎

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営繕かるかや怪異譚 小野不由美

古い家にまつわる怪奇現象を営繕かるかやの尾端という人が解決(?)する話。お祓いとか根本的な解決ではなく、あくまでもちょっとした処置であり、尾端があまりでしゃばらないところがいい。ちょっと変わった怪談として楽しめる作品である。
営繕かるかや怪異譚営繕かるかや怪異譚
(2014/12/01)
小野 不由美

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さようなら、オレンジ 岩城けい

本屋大賞の候補にもなっていたが…正直、そんなに面白いとは思えなかった。
戦争が原因で難民としてアメリカに来た女性を主人公にした話となんかの先生と文通する女性の話が交互に挟まる。最終的にはこの2つの話の関係が明らかになるのだが、正直、この構成にした意味がよくわからない。
難民として移住してきた女性が仕事を手に入れ、徐々に自分の場所を確立していく物語では何がいけなかったのだろう?
そのあたりが「文学的」なのだろうか?この構成でなければもう少し楽しめた気がする。
さようなら、オレンジ (単行本)さようなら、オレンジ (単行本)
(2013/08/30)
岩城けい

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シロガラス 佐藤多佳子

1巻目だけ紹介して続きについて書いていなかったので、紹介。
それぞれに特殊能力を身に着けてしまったことに気づいた6人がそれをどうするか考えて…
という展開になるのが2冊目、3冊目では森崎古丹の正体が徐々に明らかになってくる。
続きが気になるので早く4冊目を出してもらいたい作品である。
シロガラス(2)めざめシロガラス(2)めざめ
(2014/10/21)
佐藤 多佳子

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シロガラス 3 ただいま稽古中シロガラス 3 ただいま稽古中
(2014/11/21)
佐藤 多佳子

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爪と目 藤野可織

最近の芥川賞はまた私と相性が悪い方向に行きつつある。なんかホラー風?の気持ち悪い系の作品だった。
3つの作品からできているが、2つ目の「しょう子さんが忘れていること」も何か気持ち悪く、また読みにくいので、読み切らなくてもいいんじゃないかという気がしてくる。
最後の「ちびっこ広場」がかろうじて楽しめないこともない作品になっているが、本全体としては正直、ページ数の割にやたら長く感じる本だろう。
爪と目爪と目
(2013/07/26)
藤野 可織

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うさぎパン 瀧羽麻子

瀧羽麻子のデビュー作。何やらいろいろと気になったところはあるのだが、それは別に伏線ではなかったとかいう部分があり、完成度はそれほど高くない。しかし、話としては高校生の描き方や主人公の家族の描き方がとてもよく、好感が持てる。瀧羽麻子の原点としても楽しめる作品である。
うさぎパン (幻冬舎文庫)うさぎパン (幻冬舎文庫)
(2011/02/09)
瀧羽 麻子

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伶也と 椰月美智子

普通のOLが同僚に誘われてライブハウスに行き、そのボーカルのとりこになってしまう話。
伶也のどうしようもないところの描き方がとてもいい。しかし、それにしたって主人公が気の毒になる。伶也自身がダメなのはまあわかるにしても、最後の展開はちょっとやりすぎ感があって、そこまでして悲劇にしなくてもと思った。

伶也と伶也と
(2014/11/13)
椰月 美智子

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遠い夏、ぼくらは見ていた 平山瑞穂

27歳独身で、それなりに生活をしていた主人公のもとに奇妙な知らせがあり、小学生の時に参加したサマーキャンプの記憶を探ることになる話。
最初はキャンプで何があったのか、という部分が謎になっており、後半からは、なぜあの人物がそのようなことをしたのかという話になっていく。よくできたミステリーであり、物語に引き込まれていく。何より登場人物の描き方が非常に説得力があって、これがこの作品の魅力になっている。正統派のミステリファンがどう思うかはわからないが、普通の人には十分にミステリーとして楽しめる作品である。
遠い夏、ぼくらは見ていた (幻冬舎文庫)遠い夏、ぼくらは見ていた (幻冬舎文庫)
(2014/10/09)
平山 瑞穂

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あの日、君と Boys

少年時代の思い出をテーマにしたアンソロジー。「Boys」なのに決して少年を描くのがうまいとは言えない井上荒野や西加奈子を入れたのは失敗だったのではないだろうか。正直、西加奈子の作品は明らかに少年時代の思い出という感じでもなかったし、話としても全くおもしろくなかった。女性作家を入れるのが悪いとは思わないが、せめてもう少し少年をきちんと描けそうな人にしてほしかった。
ただし、それ以外の作品はそれなりに面白く、本としてはなかなか良かったといえる。
あの日、君と Boys (あの日、君と)あの日、君と Boys (あの日、君と)
(2012/05/18)
ナツイチ製作委員会

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私の命はあなたの命より軽い 近藤史恵

出産を控えて実家に帰ることになった女性が主人公。帰った実家が妙な雰囲気であることから何かがあったということに気づき…という展開。家族が変わってしまった原因を探るミステリーという形式で面白い。最後の展開が少し微妙だが、ああいうのが好きな人もいるだろう。
私の命はあなたの命より軽い私の命はあなたの命より軽い
(2014/11/13)
近藤 史恵

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ほんとうの花を見せにきた 桜庭一樹

「バンブー」という吸血鬼と人間の交流を描いた作品。3つの話からできている。発想としては萩尾望都の「ポーの一族」に近い感じがする。
最後の話は普通のファンタジーで正直、微妙だったが、最初の2つの話は人間と一緒にいてはいけないそれでも一緒にいることを望む彼らの気持ちがうまく描かれていて、とてもよかった。
ほんとうの花を見せにきたほんとうの花を見せにきた
(2014/09/26)
桜庭 一樹

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死神の浮力 伊坂幸太郎

死神の精度 」の続編。ただ、前作がいわゆる連作短編集のような形をとっていたのに対し、今回は長編。結果として、長ったらしい印象を受けた。1週間という期限も同じなので、別に千葉と対象者の接触期間が長いわけではないのだが、妙に長く感じてしまったのが残念だった。「死神の精度」が好きだったので、ちょっと期待しすぎたのかもしれない。
死神の浮力死神の浮力
(2013/07/30)
伊坂 幸太郎

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はなとゆめ 冲方丁

清少納言を主人公に、宮中での話を描いた作品。何か清少納言のイメージが少し違った。枕草子をもう一度読み直したくなる作品である。
はなとゆめ (単行本)はなとゆめ (単行本)
(2013/11/07)
冲方 丁

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肉小説集 坂木司

肉にまつわる話を集めた短編集。別に推理小説とかではない。これといってつまらないという話もないが、強く印象に残る話もない。ただ肉の部位を目次にしてみたかったという試みは面白かった。そういう本である。
肉小説集肉小説集
(2014/11/01)
坂木 司

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これからもそうだ 田中慎弥

田中慎弥のエッセイ集。賞に関連する部分が割と面白かった。それ以外の部分はそうでもなかった。まあエッセイなんてそんなものだろう、という程度に読むのがいい作品だろう。
これからもそうだ。これからもそうだ。
(2012/04)
田中 慎弥

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だから荒野 桐野夏生

専業主婦の女性が46歳の誕生日に理解のない夫から逃げるような感じで展開するのだが…何やら気持ち悪さが多く残る作品である。正直、主人公の価値観がよくわからない。展開もちょっと微妙でなんとなく好きになれなかった。
だから荒野だから荒野
(2013/10/08)
桐野 夏生

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氷平線 桜木紫乃

桜木紫乃のデビュー作。デビュー作とは思えない完成度の高さである。北海道を舞台に「そこで生きていかなければいけない」人々の描き方が本当に素晴らしい。特に一つ一つの話に関連性のない短編集なのだが、一つの作品として強烈な印象を残す作品である。
氷平線 (文春文庫)氷平線 (文春文庫)
(2012/04/10)
桜木 紫乃

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ナオミとカナコ 奥田英朗

奥田英朗の久しぶりの長編。前半はDVに悩む親友のためにどうしようかを考える。後半はその親友側の視点で描かれている。人物の描き方が奥田英朗らしくて非常にいい。展開も映画でも見ているかのような鮮やかな展開で、最後までスピード感のある作品である。今年を代表する作品の1つといってもいいだろう。
ナオミとカナコナオミとカナコ
(2014/11/11)
奥田 英朗

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終点のあの子 柚木麻子

柚木麻子のデビュー作。女子高校生の微妙な心理がうまく描かれている。男性にもわかりやすく書かれているので、十分に楽しめる。10代のころを思い出す作品である。
終点のあの子 (文春文庫)終点のあの子 (文春文庫)
(2012/04/10)
柚木 麻子

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