とりあえず読んでみる
本の感想を思いつくままに書いています。読んだ順番ではありません。   あと非常に偏った趣味なのでその辺もご理解いただけると嬉しいです。    ※画像の大きさがおおざっぱなお勧め度です。

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フォルトゥナの瞳 百田尚樹

百田尚樹の久々の新作。もうすぐ死ぬ人がわかってしまうという能力を持った男の話で、超能力ものということになるが、主人公がわかるのはもうすぐ死ぬことだけというところがポイントで、どうすれば阻止できるかは自分で考えなければならないというところがなかなか面白い。最近、小説ではないところで名前を見ることが多かっただけに、小説をもっと書いてほしいと思った。
フォルトゥナの瞳フォルトゥナの瞳
(2014/09/26)
百田 尚樹

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ふたつのしるし 宮下奈都

宮下奈都の久々の新作。ひとつのことに熱中すると周りが見えなくなる少年と、優等生の少女と2人が交互に物語を進めていく。
話としては悪くないのだが、新刊が久々だったので若干、期待値を上げすぎていたせいか、少しだけがっかりしてしまった。
ふたつのしるしふたつのしるし
(2014/09/19)
宮下 奈都

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グリーン・グリーン あさのあつこ

農業高校の新人教師を主人公にした学園もの、といっていいだろう。農業高校という舞台設定もよかったと思う。いわゆる田舎礼賛小説ではあるのだが、あまり嫌みがなく読めるので、そんなに気にならない。
グリーン・グリーン (文芸書)グリーン・グリーン (文芸書)
(2014/08/08)
あさの あつこ

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銀二貫 高田郁

時代小説としては読みやすくていいということなのだろうが…結構切れ目があり、時間が飛んだりするので、ドラマにするにはいい作品だと思う。ただ小説単体として読むとどうも細切れになっているような感じがしてもう少しつなぎが欲しいと思ってしまった。
銀二貫銀二貫
(2009/06)
高田 郁

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なぎさ 山本文緒

長野で育った主人公が故郷を離れて生活を…なんていう田舎礼賛小説家と思ったら、そんなくだらない話ではなかった。なぜ故郷を離れたのか、妹と連絡を絶っていたのはなぜなのか、いろいろな伏線が終盤できれいに処理されていく。家族だからこその苦しみというか、切れない関係の描き方が非常に良かった。
なぎさ (単行本)なぎさ (単行本)
(2013/10/19)
山本 文緒

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魔術師の視線 本多孝好

ひょっとしたら本多孝好の最高傑作といってもいいかもしれない。こう書くと従来の本多孝好の作品が好きな人からは反論が出てくるだろうと思う。
しかし、だからこそこの作品は素晴らしいと思うのだ。私は本多孝好の作品が割と好きで、結構読んでいると思うのだが、何か欠点として気になってしまうところがあって、すっきりしない気分にさせられることが多かった。
この作品は、その「すっきりしない」ところを逆手にとっていわば「いやミス」に仕上げている。超能力ネタは多いが、こういう展開に持っていく作品はなかなかないのではないだろうか。
本多孝好らしいようならしくないようなそんな作品である。
魔術師の視線魔術師の視線
(2014/09/22)
本多 孝好

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シロガラス1パワー・ストーン 佐藤多佳子

佐藤多佳子の実に4年ぶりの新作。まだ1冊目で、本当にさわりの部分という感じだが、続きが非常に気になる。今後どう展開するのか楽しみである。
シロガラス 1パワー・ストーンシロガラス 1パワー・ストーン
(2014/09/25)
佐藤 多佳子

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笹の舟で海をわたる 角田光代

あるドラマ評論によれば、先月終了したNHKの朝の連ドラの成功の要因の一つは「ダブルヒロイン」というところにあるらしい。対照的な二人の女性を置くことで多くの人がドラマに共感しやすくなるのだという。
この作品も左織と風美子の「ダブルヒロイン」と言える。主人公は左織で、風美子の視点で描かれることはないのだが、風美子の存在感が常にある。
戦後から現在まで深い付き合いを続ける二人の関係が時代背景をうまく織り込みながら展開する。
受け身の左織と積極的に人生を切り開いていく風美子との対比が非常によく、自分だったらどちらの意見に共感できるか考えさせられる作品である。
笹の舟で海をわたる笹の舟で海をわたる
(2014/09/12)
角田 光代

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ポースケ 津村記久子

「ポトスライムの舟」の続編ともいえる連作短編集。とはいえ、ポトスライムの舟とはほとんど関係ないので、読んでいなくても何の問題もない。話ごとにいろいろと主人公が変わるのだが、それぞれが抱えている問題の描き方がなかなかよかった。ポトスライムの舟のような問題を突きつけるような描き方ではないが、これはこれでいい作品に仕上がっている。
ポースケポースケ
(2013/12/09)
津村 記久子

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ルーズヴェルト・ゲーム 池井戸潤

中小企業の野球部を中心に会社の経営戦略や野球としての戦略を絡めた作品。どちらかというと企業小説という面が強く、あまりスポーツ的な感じがしない。野球に関してもそれなりにいろいろと書いてあるのだが、戦略を楽しむとかハラハラドキドキさせられる試合展開というのが今ひとつ伝わってこなかったのが少し残念だった。もちろん企業小説としては十分楽しめるので、野球の部分についてはそれほど気にしなくてもいいだろう。
ルーズヴェルト・ゲーム (講談社文庫)ルーズヴェルト・ゲーム (講談社文庫)
(2014/03/14)
池井戸 潤

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ねじまき片想い 柚木麻子

大手玩具メーカーの売れっ子プランナーが、片想い相手に降りかかる災難を解決してい話、ということでいいだろうか。
日常の謎的なミステリーの要素もありつつ、柚木麻子らしい女の友情的な要素もあり、煮え切らない男と女という設定にうまく絡めて、面白い作品に仕上がっている。
続きが読みたくなる作品である。
ねじまき片想い (~おもちゃプランナー・宝子の冒険~)ねじまき片想い (~おもちゃプランナー・宝子の冒険~)
(2014/08/11)
柚木 麻子

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一人っ子同盟 重松清

今年になってから初の重松清の本である。はっきりとは書かれていないが時代設定的には今から40年ほど前だろうか。まだ一人っ子が少なかった時代の、ご近所さんがうるさかった時代の物語である。
子どもにはどうにもならない現実の描き方が切なくていい作品だと思う。
一人っ子同盟一人っ子同盟
(2014/09/22)
重松 清

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アニバーサリー 窪美澄

小さい画像にしておいていうのもなんだが、今まで読んだ窪美澄の作品の中ではかなりマシなほうだった。語り手が感情入れすぎで読んでいて白けてしまうという欠点がそれほどは目立たなかったせいだろう。では物語として面白かったかというとはなはだ疑問である。
話としてはマタニティスイミングのインストラクターの老女が、東日本大震災の時に気になる生徒の様子を見に行き、それでいろいろという感じであるが、なんというか…この生徒、料理研究家の娘という設定なのだが、この料理研究家なる母親が出産直後の娘に「モンブランで有名な銀座のケーキ屋」のケーキをもってくるのである。仮にも料理研究家が出産直後の娘にケーキって…本人がどうしても食べたいと言っていたならともかく、普通なら考えられないだろう。
さらにいうとこの「モンブランで有名な銀座のケーキ屋」という表現ももっと他に言い方があるだろうと思ってしまった。
いったいこの作品、読者としてどんな人を想定しているのだろう?私のような男性を想定していないことは明らかだが、女性を意識したにしてはケーキ屋の表現とかもっとありそうな気がするのだが。
アニバーサリーアニバーサリー
(2013/03)
窪 美澄

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獄の棘 大門剛明

刑務官を主人公にしたミステリー。舞台設定が刑務所なので、少々特殊ではあるが、いわゆる日常の謎というタイプといっていいだろう。刑務官たちの立場や人柄の描き方が絶妙で、うまくひっかけられてしまう。どんな組織にも悪者はいるが、全員が腐っているわけではないというような書き方も好感が持てた。
獄の棘 (単行本)獄の棘 (単行本)
(2014/02/28)
大門 剛明

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金色のゆりかご 佐川光晴

うつ病で研修を途中で休んでいる研修医と望まない妊娠をしてしまった女子高生の出会いから、すごい展開になる物語。日本が人身売買大国と言われている実態が見事に描かれている。養子制度の問題など、あまり話題になっていないところにスポットを当てたところが素晴らしい。終わり方は微妙だが、問題提起としては優れた作品である。
金色のゆりかご金色のゆりかご
(2008/06/20)
佐川 光晴

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海炭市叙景 佐藤泰志

海炭市を舞台にした短編集。前半は連作短篇集といった感じだったが、後半はバラバラな感じ。未完ということだったが、未完だと言われない限り、特に気にならない。正直、後半はあまり面白くなかったので、そう感じたのかもしれない。
海炭市叙景 (小学館文庫)海炭市叙景 (小学館文庫)
(2010/10/06)
佐藤 泰志

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ブルースカイ 桜庭一樹

SFというかまあなんというか…前半の魔女狩りのネタは面白かったのだが、伏線の処理の仕方がなんか微妙で結局そういうオチ?と思った。前半で結構期待させる内容だっただけにそれが少し残念だった。
ブルースカイ (文春文庫)ブルースカイ (文春文庫)
(2012/05/10)
桜庭 一樹

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望郷 湊かなえ

地方の島を舞台にした連作短篇集。人間関係の描き方が湊かなえらしく面白い。ミステリーというにはちょっと違う話もあったが、まあ短編集なのでそれもありだろう。
望郷望郷
(2013/01)
湊 かなえ

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帰宅部ボーイズ はらだみずき

タイトルが似ていたのでサッカーボーイズの関連かと思ったら、全く違った。スポーツではない青春小説ということになるだろうか。帰宅部になった経緯の描き方がなかなかいい。学校の理不尽さなどの描き方や、決して少年たちの友情の描き方が非常に説得力があって、面白かった。
タイトルがサッカーボーイズを連想させるものでなければもっと良かったのにと思わないでもないが、これは仕方ないだろう。
帰宅部ボーイズ (幻冬舎文庫)帰宅部ボーイズ (幻冬舎文庫)
(2014/08/05)
はらだ みずき

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