とりあえず読んでみる
本の感想を思いつくままに書いています。読んだ順番ではありません。   あと非常に偏った趣味なのでその辺もご理解いただけると嬉しいです。    ※画像の大きさがおおざっぱなお勧め度です。

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ささみみささめ 長野まゆみ

長野まゆみのショートショート。全体として悪い本ではないが、何かこう物足りなさもあった。これ普通にもう少しページ数増やして普通の短編にしたらいいのにと思った。話の数が多い分、はずれだなと思うような話もいくつかあったのが少し残念だった。
ささみみささめ (単行本)ささみみささめ (単行本)
(2013/10/10)
長野 まゆみ

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三月 大島真寿美

昔の知り合いの夢を見たという短大時代の友人からの電話により、突如その当時の短大の友達で集まって夢を見たという友人に会いにいくという展開になる。
主人公を変えながら徐々に話を進めていくのだが、それぞれの立場の違いの描きわけが見事で、引き込まれる作品になっている。震災ネタは個人的には好きになれないが、まあ避けて通れない話題だったのかもしれない。
三月三月
(2013/09/19)
大島 真寿美

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白ゆき姫殺人事件 湊かなえ

映画化もされた作品。湊かなえらしく人の裏がいろいろと描かれていて、それが事件をきっかけにあぶり出されていくのが面白い。マスコミの無責任さの描き方も非常に良かった。
白ゆき姫殺人事件 (集英社文庫)白ゆき姫殺人事件 (集英社文庫)
(2014/02/20)
湊 かなえ

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屋上ミサイル 山下貴光

ミステリーというといろいろと突っ込まれそうな作品。解説にもあったが、確かに伊坂幸太郎っぽいキャラクター作りと展開である。課題の絵を描きに屋上に行ったら屋上部に巻き込まれて、屋上部に持ち込まれた物騒な事件が全部つながってと、そりゃあ展開がご都合主義だという批判は出るだろうなあと思う。
しかし、こういうめちゃくちゃな展開の作品の場合、そういうことがそれほど気にならない。落としどころに不満がないわけではないが、まあこれはこれでありなんじゃないかと思う作品である。
屋上ミサイル (上) (宝島社文庫) (宝島社文庫 C や 2-1)屋上ミサイル (上) (宝島社文庫) (宝島社文庫 C や 2-1)
(2010/02/05)
山下 貴光

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屋上ミサイル (下) (宝島社文庫) (宝島社文庫 C や 2-2)屋上ミサイル (下) (宝島社文庫) (宝島社文庫 C や 2-2)
(2010/02/05)
山下 貴光

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胡蝶殺し 近藤史恵

「殺し」というから何かと思ったが、なるほどそういう意味だったのかと読んでいくとわかる。「サクリファイス」のときも思ったが、タイトルを利用してうまく引っかけている。歌舞伎探偵のシリーズは今ひとつ入り込めないが、同じ歌舞伎を題材にしていてもこちらは歌舞伎に興味がない人にも楽しめるようにうまく歌舞伎を取り込んでいる。そういう意味では近藤史恵の歌舞伎の題材にした作品としては最高傑作と言えるかもしれない。
胡蝶殺し胡蝶殺し
(2014/06/20)
近藤 史恵

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退魔士 矢野隆

戦国時代を舞台にしているが、時代小説ではない。魔物を倒す退魔士の話である。何も戦国時代にしなくてもとか、ただのファンタジーじゃないかとか批判はいろいろできると思うが、単純にエンターテインメントとして楽しめる作品になっている。逆に言えば、エンターテインメントであって、文学作品とか何やら高尚なくくりにしないほうがいい作品である。
退魔士退魔士
(2014/02/20)
矢野 隆

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愛の夢とか 川上未映子

短編集。文学的な作品…というか要するに物語よりも表現を楽しむ方向に走った作品群なので、個人的にはあまり面白いとは思えなかった。
愛の夢とか愛の夢とか
(2013/03/29)
川上 未映子

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すべての神様の十月 小路幸也

いわゆる「八百万の神」の発想で、死神だの貧乏神だのを登場人物として使った短編集。「神様」というわりに意外としょぼいところがいい。悲惨な話になっていないところも好感が持てる作品である。
すべての神様の十月すべての神様の十月
(2014/06/21)
小路 幸也

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虚ろな十字架 東野圭吾

東野圭吾の司法批判はよくある話だが、この作品は珍しく論理的に破綻していない作品である。警察をあまり出しゃばらせなかったことが結果としてうまく作用している。償うとは何か、刑罰の意味とは何か、そうした重いテーマをわかりやすく取り扱った作品である。
虚ろな十字架虚ろな十字架
(2014/05/23)
東野 圭吾

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A 伊達宮豊

Amazonで中村文則の本になぜか関連付けられていた。いくらタイトルが同じでも作者も出版社も違うのに、ひどいのではないだろうか。
今は直っているのだが、さすがに全く別の本の紹介を流用するのはダメだろう。

と本の内容とは全く関係ない話を書いてしまったが、この本を読んだいきさつはそれだけである。
つまり中村文則の本と何か関係があるのかと思って読んでみただけなのである。

そういういきさつはさておき、この作品、あまり読んでいて面白い本ではない。
テーマをうまく消化しきれていないし、処理に困った末の結末であるような気がしてならない。何より善良な人間への悪意がやたら感じられて、この人は何をそんなにひがんでいるのだろうと思ってしまった。

「A」「A」
(2007/01/23)
伊達 宮豊

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わりなき恋 岸惠子

老女と年下男性の恋の話。ストレートに言ってしまえば岸惠子が書いたという価値しかない小説。いわゆるタレント本といってしまっていいだろう。確かにいわゆるタレント本としては文章がうまいのだが、面白いかと言われるとそれはない。変な言い方になるが自信を持ってつまらないと言える本である。「岸惠子」という作者と切り離せない作品になっている以上、タレント本でしかないのだなと思った。
わりなき恋わりなき恋
(2013/03/23)
岸 惠子

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3年7組食物調理科 須藤靖貴

普通高校の特殊な科に通う少年が主人公。3年生の1年間を描いている。料理にかける青春ということでそこそこ楽しめる。若干軽い気もするが、中途半端に深刻にして感動押し売りになるよりはずっといい。
3年7組食物調理科3年7組食物調理科
(2014/03/28)
須藤 靖貴

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オキシペタルムの庭 瀧羽麻子

瀧羽麻子は単なる恋愛至上小説にならないところが素晴らしい。今回も資格を取るための予備校を舞台に事務と講師との恋愛であるが、愛さえあればどうにかなるなんていうスタンスには絶対にならず、障害が存在する。そしてその問題の絡ませ方がうまい。結末も現実的で非常に良かった。
オキシペタルムの庭オキシペタルムの庭
(2012/10/05)
瀧羽 麻子

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ライバル 川上健一

ゴルフに打ち込む女子高生のスポーツ青春小説。それなりに面白い。というより、終盤の少し手前までは結構面白いのだが、終盤が少しくどい。あんなにページをさかなくても良さそなものだが・・・。その前の試合の部分が面白かっただけに、終盤での試合ではない場面の長さが気になった。
ライバルライバル
(2014/04/30)
川上 健一

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ホリデー・イン 坂木司

「ワーキング・ホリデー」のシリーズだが、番外編を集めた短編集。それぞれの登場人物が好きなら楽しめる作品。どの作品も本編を知っている人なら楽しめるようにできているが、それ以上にあとがきが一番面白かったような気がしないでもない。
ホリデー・インホリデー・イン
(2014/05/27)
坂木 司

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星々たち 桜木紫乃

塚本千春という女性の周りの人々を描いた連作短編集。時代的には1970年代から始まって現代まで行く。北海道を舞台にして、時が流れて、というと前作「蛇行する月」と似ている。そして残念ながら個人的には「蛇行する月」のほうが面白かったように感じられた。
星々たち星々たち
(2014/06/04)
桜木 紫乃

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未来の手紙 椰月美智子

椰月美智子らしい短編集。「未来の息子」の主人公だとか、「イモリのしっぽ」の生物部員だとか、10代の描き方がいい。十代向けの本ではあるが、大人が読んでも充分に楽しめる作品である。

未来の手紙 (BOOK WITH YOU)未来の手紙 (BOOK WITH YOU)
(2014/04/18)
椰月 美智子

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