とりあえず読んでみる
本の感想を思いつくままに書いています。読んだ順番ではありません。   あと非常に偏った趣味なのでその辺もご理解いただけると嬉しいです。    ※画像の大きさがおおざっぱなお勧め度です。

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この雨が上がる頃 大門剛明

雨が絡んだ事件を描いた短編集。どの作品もそれなりに説得力があって面白い。
いろいろなパターンのミステリーを読みたい人には勧められる本である。
この雨が上がる頃この雨が上がる頃
(2013/12/14)
大門 剛明

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怒り 吉田修一

イメージとしては代表作「悪人」に近い。ただ今回のテーマは犯人をいろいろな視点からとらえるのではなくて、本来なら事件とは関係ない人を犯人だと疑ってしまう人々の心理を描いている。犯人が誰かと考えさせるという点では叙述トリックといえないこともないが、そういうミステリーの作品として捉えないほうがいい。謎解きが目的だと思って読むと、すっきりしない気持ちになるだろう。
怒り(上)怒り(上)
(2014/01/24)
吉田 修一

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怒り(下)怒り(下)
(2014/01/24)
吉田 修一

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正義のセ 阿川佐和子

序盤が微妙な感じ。飛ばしとばし書いているような感じで、なにやらはぐらかされているような気がしてしまう。
で、突然検事になってたりして、伏線じゃなかったのか?と突っ込みを入れながら読んだ。
テンポはいいし、読みやすいのだが、読み終わってみて結局こんなんでいいの?と思ってしまった。
正義のセ正義のセ
(2013/03/01)
阿川 佐和子

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ミッドナイト・バス 伊吹有喜

伊吹有喜の久々の新刊。長距離バスの運転手とそれにまつわる人々の話。主人公の周辺の描き方から徐々に衰退していく日本社会が透けて見えるところがいい。いいことばかりではないけれど、それでも精一杯生きている人たちをうまく描いた作品である。
ミッドナイト・バスミッドナイト・バス
(2014/01/24)
伊吹 有喜

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ようこそ授賞式の夕べに 大崎梢

本屋の店員シリーズと出版社の営業のシリーズを合わせた話。クローバーレインの話まで放り込んであって、大崎梢ファンなら大喜びであろう作品。
正直、あまりにもネタが多すぎて、この本から読み始める人には勧められない。
シリーズものであるからある程度は仕方ないにしても、ちょっとやりすぎだったんじゃないかなと感じる作品でもある。
話としてはそれなりに面白かっただけに、ネタだらけなのが残念だった。
ようこそ授賞式の夕べに (成風堂書店事件メモ(邂逅編)) (ミステリ・フロンティア)ようこそ授賞式の夕べに (成風堂書店事件メモ(邂逅編)) (ミステリ・フロンティア)
(2013/11/09)
大崎 梢

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ペテロの葬列 宮部みゆき

誰か―Somebody」、「名もなき毒」に続く、杉村シリーズの第三弾。個人的には3作目にしてこのシリーズ最高傑作ではないかと思っている。
バスジャック事件とその裏に隠された真実、そして主人公自身が自分自身と向き合った結果としての展開と衝撃作といっていい。若干、前の事件の話を書いている部分が気になるが、シリーズ3作目であるし、前作からの展開について説明が必要になってしまうのは仕方ないだろう。
それを差し引いても素晴らしい作品であることに間違いはない。
ペテロの葬列ペテロの葬列
(2013/12/20)
宮部 みゆき

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株式会社ネバーラ北関東支社 瀧羽麻子

仕事に疲れた女性が田舎に転職する話。現実の描き方がなかなか素敵だ。会社の緩さだったり社会の厳しさだったり、説教臭くなく描けているところに好感が持てる。傑作とまではいわないが、なかなかいい作品である。
株式会社ネバーラ北関東支社 (幻冬舎文庫)株式会社ネバーラ北関東支社 (幻冬舎文庫)
(2011/06/09)
瀧羽 麻子

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春、戻る 瀬尾まいこ

結婚を控えた30代の女性のもとに、ある日突然、兄と名乗る人物が現れる。最初は胡散臭いと思っていたが、徐々に受け入れていき…という瀬尾まいこらしい暖かい物語が展開される。
主人公と結婚相手との関係がとても説得力があるというか本当にありそうな感じで、いいなと思った。まとめ方も人を不幸にしないいい終わり方だと思う。
春、戻る春、戻る
(2014/02/05)
瀬尾 まいこ

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南部芸能事務所 畑野智美

南部芸能事務所という弱小事務所に関連する人たちを描いた連作短編集。どことなくありきたりな感じがする話が多いのが欠点といえるかもしれない。ただ、それでも読み進めたくなるだけの力はあり、まずまずの作品ではないかと思う。
南部芸能事務所南部芸能事務所
(2013/06/21)
畑野 智美

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花や咲く咲く あさのあつこ

戦時中の女学生を描いた作品。強烈な反戦メッセージが込められている。表現としてかなり直接的で、戦争をしたくて仕方ない人たちからは叩かれるだろうなと思われる本。
こういう本が普通に出版できている間は、まだ大丈夫だと思える。だが、気を許せばいつでも狂気に流れることを常に忘れてはいけないのだと考えさせてくれる作品でもある。
花や咲く咲く花や咲く咲く
(2013/08/08)
あさの あつこ

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田中慎弥の掌劇場 田中慎弥

田中慎弥のショートショート。面白い話もあればそうでない話もある。2年ほど前にテレビで本を読んでなさそうなタレントがこの本の素晴らしさを語っていたが、そのほめ方がいかに的外れなものであったが読んでから分かった。悪いとは思わないが、絶賛するほどうまく物語に異物を放り込めていないような気もする。
田中慎弥の掌劇場田中慎弥の掌劇場
(2012/04/05)
田中 慎弥

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プールの底に眠る 白河三兎

主人公が高校生の頃に出会った少女との思い出を振り返りながら現在の自分を少しずつ織り交ぜることで物語が進んでいく。主人公の過去がすっかり明らかになり、うまい具合に物語はまとめられている。デビュー作とは思えないなかなか完成度の高い作品である。
プールの底に眠る (講談社文庫)プールの底に眠る (講談社文庫)
(2013/04/12)
白河 三兎

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よだかの片想い 島本理生

顔にあざのある女性が主人公。ひょんなことから映画監督に出会い、恋をするというありがちな展開。しかし、暴力的な男性をほとんど描かずに成立している島本理生としては珍しい作品だなと思った。恋愛の描き方がパターン化しているという批判はあるだろうが、それなりにうまくまとめてある作品だろう。
よだかの片想いよだかの片想い
(2013/04/26)
島本 理生

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Arknoah 1 僕のつくった怪物 乙一

不思議な本の世界に迷い込んだ兄弟の話。で、「1」とついている通り、終わっていない。そこそこ面白かったのだが、なんとなく満足してしまったので、続きをあせって読みたくなるような作品ではない。
もちろん続きを読むだろうが、それは先のことになりそうだ。
Arknoah 1 僕のつくった怪物Arknoah 1 僕のつくった怪物
(2013/07/05)
乙一

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