とりあえず読んでみる
本の感想を思いつくままに書いています。読んだ順番ではありません。   あと非常に偏った趣味なのでその辺もご理解いただけると嬉しいです。    ※画像の大きさがおおざっぱなお勧め度です。

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こんなわたしで、ごめんなさい 平安寿子

どちらかというと平凡な女性を主人公にした短編集。話はすべて独立しており、珍しく純粋な短編集を読んだ感じがした。
どの話も主人公がくだらないけど切実な悩みを抱えているのだが、その描き方に容赦がないところがいい。あっという間に読み終えてしまう本である。
こんなわたしで、ごめんなさいこんなわたしで、ごめんなさい
(2013/07/11)
平 安寿子

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少年十字軍 皆川博子

「奇跡の少年」がエルサレム巡礼のために旅をする話、というまとめ方にするととんでもなく違った印象になってしまう。
「奇跡」を現実的な視点と本当に奇跡があるかのように感じさせる視点の両方から書かれてあり、それが面白い。全体としては丁寧に調べてあるのに、それをひけらかさないところが非常によかった。
少年十字軍 (一般書)少年十字軍 (一般書)
(2013/03/07)
皆川 博子

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大崎梢リクエスト!本屋さんのアンソロジー

アンソロジーを読んだのは初めて。何らかの話の番外編のようになっているものもあれば、普通に楽しめるものもあった。
似鳥鶏など作品を読んだことのない作家が何人かいて、そういう作家の作品と出会うきっかけにもなる本といえるだろう。
大崎梢リクエスト!  本屋さんのアンソロジー大崎梢リクエスト! 本屋さんのアンソロジー
(2013/01/18)
大崎 梢

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チヨ子 宮部みゆき

ホラーっぽい話を集めた短編集。ホラーというと気持ち悪さとか怖さを出すために、理不尽さを詰め込んでくる場合が多いが、これはそうした無駄に読者を不快にさせるような真似はしない。そういう意味でも好感の持てる作品であった。
チヨ子 (光文社文庫)チヨ子 (光文社文庫)
(2011/07/12)
宮部 みゆき

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僕は長い昼と長い夜を過ごす 小路幸也

50時間眠らず、その後20時間眠り続けるという特異体質の男が主人公で、その男がたまたまある事件に巻き込まれて・・・というところから話は展開する。
そこからは比較的軽めのミステリーとして楽しめる。若干ご都合主義的な部分がないわけではないが、ミステリーなんてそんなものだろうと思えば気にならない。
僕は長い昼と長い夜を過ごす (ハヤカワ文庫JA)僕は長い昼と長い夜を過ごす (ハヤカワ文庫JA)
(2012/06/05)
小路 幸也

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四月、不浄の塔の下で二人は 平山瑞穂

宗教団体で育った少女と、工場に勤める普通の男と2人の視点から描かれる。少女側の視点での通常の社会の表現が面白い。こういうところで育ったらこうなるだろうな、という風に感じられるほど非常に説得力がある。
執行猶予が付いたら実刑ではないんじゃないかという突込みはできるが、物語の本筋とは何の関係もないので、気にしなくていいだろう。
四月、不浄の塔の下で二人は四月、不浄の塔の下で二人は
(2013/09/21)
平山 瑞穂

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私のなかの彼女 角田光代

彼女のほうがすぐれているゆえに作品を貶す、人間性を貶す男。一瞬、有川浩の「ストーリーセラー」と似たような作品かと思う。しかし、読み進めていけば、目指す方向が全く違うことに気づく。
この作品は単に理解のない男というよりは社会で居場所を確立していくことの困難さを描き出した作品なのである。ゆえに女性だけでなく、理不尽な扱いを受けているすべての人にとって共感できる作品になっている。そしてその理不尽さをただの愚痴にしてしまってはいけない、どう乗り越えるか、そこを考えさせてくれる。それなのに説教臭くならないところが素晴らしい作品である。
私のなかの彼女私のなかの彼女
(2013/11/29)
角田 光代

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閃光スクランブル 加藤シゲアキ

前作が一人称で展開する話だったのに対し、今回は3人称で展開させる。そのせいか、「無理して描写を入れてみました」感が出てしまっているところがあるように感じられる。またカメラマンとアイドルの2人の視点で展開されるのだが、カメラマン側のほうに背伸びして書いている感じがあって、そのあたりもマイナスだろう。
しかし、それでもアイドルの心理など、亜希子側の部分の描き方は妙にひきつけられるものがある。前作の魅力が「等身大」感覚であるとするなら、今作の魅力は「アイドルとしての決意」ではないだろうか。
閃光スクランブル閃光スクランブル
(2013/02/26)
加藤 シゲアキ

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はれのち、ブーケ 瀧羽麻子

大学のゼミの同期の6人にそのうちの一人の妻を加えた7人の登場人物を順番に主人公にした連作短編集。
30歳という年齢の扱い方が非常にうまい。もう若くもないと捉えるのか、または別の方向性で捉えるのか、読み方が一つでないところがいい。
はれのち、ブーケ (実業之日本社文庫)はれのち、ブーケ (実業之日本社文庫)
(2012/12/05)
瀧羽 麻子

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