とりあえず読んでみる
本の感想を思いつくままに書いています。読んだ順番ではありません。   あと非常に偏った趣味なのでその辺もご理解いただけると嬉しいです。    ※画像の大きさがおおざっぱなお勧め度です。

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海を見に行こう 飛鳥井千砂

海辺の町を舞台にした短編集。無駄に連作短篇集にしていないところがよかった。いろいろな話があるので特に共通するテーマという感じのものはないが、それほどバラバラな感じはしない。すごく面白いというわけではないが、そこそこ楽しめる作品である。
海を見に行こう (集英社文庫)海を見に行こう (集英社文庫)
(2012/12/14)
飛鳥井 千砂

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去年の冬、きみと別れ 中村文則

主人公は女性2人を惨殺したとされる男を取材している作家。その結果、意外な事件の真相が明らかになるという推理小説といっても十分に通りそうな作品ではある。だが、おそらく作者はこれを推理小説に分類されたくはないのだろう。だからこれをミステリーとした上での批判は的外れなものと言えるだろう。これは芸術家の持つ狂気が、必ずしも芸術家だけでなく、一般人も持ちうることを非常にうまく描いている。そしてそのまま突き進むのか、引き返すのか、ということも考えさせられる作品となっている。これだけ強烈な作品は年に何冊も読めるものではないだろう。
去年の冬、きみと別れ去年の冬、きみと別れ
(2013/09/26)
中村 文則

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編集ガール 五十嵐貴久

ワンマン社長の一存で編集の経験は全くないのに、突然編集長に抜擢される女性が主人公。その結果起こる恋人とのトラブル的なところなんかは多くの女性に共通する話なのかもしれないが、何か在り来りな感じにも思えた。
そのせいか設定の割にあまりインパクトのない内容になっているような気がする。ただよくまとまっていてそれなりに楽しめる作品である。
編集ガール!編集ガール!
(2012/10/11)
五十嵐貴久

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私にふさわしいホテル 柚木麻子

自分でホテルを予約して人気作家気分に浸っていた女性が、あの手この手でのし上がっていく話というべきだろうか。
主人公のなりふり構わずなところが面白くていい。若干、人物の描き方がステレオタイプになっている部分はあるのだが、この作品の良さは人物を深く掘り下げるというよりは主人公の行動の面白さにあるので、そこは批判するポイントではないだろう。
私にふさわしいホテル私にふさわしいホテル
(2012/10/26)
柚木 麻子

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これからお祈りに行きます 津村記久子

サイガサマなるものを祭っている地域に住むある家族を描いた作品が前半、後半はもっと現実的でひょんなことから知り合ったブラジルに住む女性のことを考える作品。
設定的に面白そうなのは前半だったのだが、正直、前半の作品はあまり好みではなかった。むしろ後半の作品のほうがこんなあほなこと書いていいんだろうかなどと悩む感じとか非常に共感できて、面白かった。
これからお祈りにいきます (単行本)これからお祈りにいきます (単行本)
(2013/06/28)
津村 記久子

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夜の写本師 乾石智子

丁寧に書かれたファンタジー。魔法とかが好きな人にはたまらない作品だと思う。
魔法の設定も、戦いなどもきちんと筋道を追って描かれているので、非科学的なのに、きちんと理屈が通っている。そういうところでは非常に好感の持てるファンタジーである。
夜の写本師夜の写本師
(2011/04/28)
乾石 智子

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カウントダウン 山本文緒

昔の作品を書き直したものらしい。本人があとがきで書いているように粗さがある。だが、それが主人公の若さを効果的に伝えているような部分があるような気がする。
漫才師を目指す高校生、というテーマは20年前は珍しかっただろうが、今では漫才師もかっこいい職業の一つになってしまったから設定自体の目新しさはない。
しかし、別にテーマがそれほど珍しいものでなくても、十分に楽しめる作品であった。
カウントダウン (BOOK WITH YOU)カウントダウン (BOOK WITH YOU)
(2010/10/20)
山本 文緒

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海の見える街 畑野智美

海の見える街を舞台にした連作短編集。
…といってもあまり海の感じがしない作品である。もちろん海が見えるという話はところどころ出てくるのだが、何か海っぽさがない気がした。
基本的には図書館とそれに隣接する児童館というこの2つの施設の職員の話である。
松田の描き方が微妙だったが、あとはそれなりによくできていたと思う。
海の見える街海の見える街
(2012/12/06)
畑野 智美

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鬼談百景 小野不由美

いわゆる怖い話を集めたショートショート。99個の話からできている。面白いのも結構あるのだが、なんかなあ…と思うのもある。まあこれだけ数があれば当然か。
ショートショートの宿命として、読みやすいが、読んでしまえばそれで終わり、という感じがしないでもない。ただ決して悪い本ではないと思う。
鬼談百景 (幽BOOKS)鬼談百景 (幽BOOKS)
(2012/07/20)
小野不由美

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水を抱く 石田衣良

石田衣良の作品でセックスに関する話は多いが、今回はセックス依存症の女性と恋に落ちる男という何やらついにやってしまった感のある作品。
性描写が多いので、苦手な人もいるかもしれないが、話としてはそれなりに楽しめるラブストーリーに仕上がっている。
本筋とは関係ないが、彼氏がいたことがばれたアイドルをバッシングしていたのは、そのアイドルのファンではなくてアンチではないのだろうかと突っ込みたくなった。
水を抱く水を抱く
(2013/08/22)
石田 衣良

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夜の国のクーパー 伊坂幸太郎

ファンタジーというくくりになるのだろうか?久々に伊坂幸太郎の本を読んだのだが、こういう作品だと本当に面白いなと思う。ある程度非現実的な感じにしたほうが面白いのが伊坂幸太郎なのかもしれない。
猫と話すというスタートからして不思議な設定だが、どこまでが本当でどこまでがありえないのかをあいまいにしていることで、ファンタジーなのにミステリー的な要素もある。なかなか完成度の高い作品だと思う。
夜の国のクーパー夜の国のクーパー
(2012/05/30)
伊坂 幸太郎

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さいとう市立さいとう高校野球部 あさのあつこ

あまり本格的でない高校野球小説。別に悪意があってこう書いているわけではなくて、この作品は野球を題材にしているものの、野球の戦術や野球の試合の部分ではなくて、主人公が入部するまでとかどちらかというと一般の野球小説ではわきに追いやられそうな部分を中心に書いている。こういう書き方はもちろんありだと思うのだが、主人公の語りという形式にしているせいか、妙に気持ち悪い。語り口が知らない人にしゃべる感じではなくて何やら母親にでも話しているようなその割には何か違和感があるような感じで、こういう書き方をしないほうがよかったんじゃないかと思った。
さいとう市立さいとう高校野球部さいとう市立さいとう高校野球部
(2013/08/24)
あさの あつこ

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みんなのうた 重松清

東京で浪人していた主人公が、また大学受験に失敗し、地元に帰ったら実家がカラオケボックスを始めていた、というなかなかすごい設定で物語が始まる。
最後のほうで若干やりすぎっぽいところはあるのだが、読みやすいし、それなりに楽しめる。単純な地方礼賛でないところもよかった。
みんなのうた (角川文庫)みんなのうた (角川文庫)
(2013/08/24)
重松 清

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