とりあえず読んでみる
本の感想を思いつくままに書いています。読んだ順番ではありません。   あと非常に偏った趣味なのでその辺もご理解いただけると嬉しいです。    ※画像の大きさがおおざっぱなお勧め度です。

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わたしをみつけて 中脇初枝

親に捨てられた経験を持つ看護師の女性が主人公。新しく来た師長との出会いをきっかけに徐々に自分が変わっていくというあらすじだけみるとありきたりな話ではあるのだが、ところどころに織り込んであるエピソードや、人物の描き方がどこか優しく、独特の雰囲気を出している。名作とは言わないが、それなりに楽しめる作品と言えるだろう。
わたしをみつけてわたしをみつけて
(2013/07/11)
中脇初枝

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逆回りのお散歩 三崎亜記

架空の市町村合併の話ではあるが、現在の日本社会にもいろいろと通じるところがあり、非常に考えさせられる作品である。解釈はいろいろあるだろうが、疑問を持たないことへの危険性を訴えている作品にも思えた。
後半に入っているのは「戦争研修」という「となり町戦争」の番外編。タイトルからしてわかるので、登場人物を伏せる意味はあまりなかったようにも思えたが、これを読むと少しとなり町戦争の印象が変わるような気がする。
逆回りのお散歩逆回りのお散歩
(2012/11/26)
三崎 亜記

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大地のゲーム 綿矢りさ

地震災害後の大学という設定で物語が展開する。東日本大震災を意識はしているのだろうが、別のものという設定なので、震災がらみの作品とは少し違う。こうした普通でない状況に追い込まれた時の人間の描き方が面白かった。
一ついうなら、綿矢りさは男子の視点で描くのはあまり得意でないように思えた。せっかくの鋭い視点が男子学生の語りの部分でかなり損なわれていたように思えた。
大地のゲーム大地のゲーム
(2013/07/31)
綿矢 りさ

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かっこうの親 もずの子ども 椰月美智子

シングルマザーをテーマに・・・というのかそれとも特殊な出自(ネタばれ回避のため、この表現)をテーマにというのか、まあ微妙な感じ。
話としてはそれなりによくできているのだが、何か物足りない感じがする。テーマ的にもっと面白い作品を読んだことがあってそれと比べてしまっているせいかもしれない。
そう考えると、もう少し椰月美智子ならではのものがほしかった作品といえるかもしれない。
かっこうの親 もずの子どもかっこうの親 もずの子ども
(2012/08/18)
椰月 美智子

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星のかけら 重松清

久々の新潮文庫の書下ろし。いじめられている小学生を主人公に、重松清らしい話が展開される。
話としてはよくできているのだが、最後がちょっと物足りない気もした。
星のかけら (新潮文庫)星のかけら (新潮文庫)
(2013/06/26)
重松 清

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私を知らないで 白河三兎

解説でも書かれていたが、タイトルが素晴らしい。
そして中身も素晴らしい。
学校内の人間関係の描き方も、田舎の町の描き方も、変に美化せず、嫌な部分をきちんと描き出している。
そして何より主人公が魅力的だ。だからこの話をうまく引っ張っていける。このバランス感覚がこの繊細な物語をうまく成立させているのだろう。多くの人に読んでもらいたい作品の一つである。
私を知らないで (集英社文庫)私を知らないで (集英社文庫)
(2012/10/19)
白河 三兎

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スクールセイバー 須藤靖貴

母校に先生として戻ってきた若手教師がスクールセイバーの一員として事件を解決する話…ということでいいのだろうが…テンポのいい話で、それなりに面白いのだが、何かすっきりしない部分が残る。
現実とはそんなものだ、というには若干現実離れしている感じだし、もっとすっきり解決にしてしまってもよかったのではないだろうか?また、伏線が処理しきれていないようにも思えて、その辺も気になった。
いい部分が多かっただけに残念な作品である。
スクールセイバー (小学館文庫)スクールセイバー (小学館文庫)
(2013/02/06)
須藤 靖貴

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