とりあえず読んでみる
本の感想を思いつくままに書いています。読んだ順番ではありません。   あと非常に偏った趣味なのでその辺もご理解いただけると嬉しいです。    ※画像の大きさがおおざっぱなお勧め度です。

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あなたがここにいてほしい 中村航

何やら草食系な感じの男の子の物語と言おうか…小田原城の象がポイントになっているという点が個人的に大いに気に入っているが、全体的にはそれほど大きな事件が起こるとかそういう物語ではないので、ドラマチックな物語が好きな人には物足りなさがあるかもしれない。
あなたがここにいて欲しい (角川文庫)あなたがここにいて欲しい (角川文庫)
(2010/01/23)
中村 航

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トマト・ケチャップ・ス 東直子

3人の女子高生の視点から描かれるそれぞれの生活。舞台は1980年ごろで、多少時代背景は書かれているが、基本的にはいつの時代にも変わらないような部分を中心に描いてあり、その世代でなくても、あるいは男性であっても楽しめる物語になっている。
漫才部分はあまり面白いとは思わないが、作品中でも大笑いではなかったという風に描かれているので、問題はないだろう。

トマト・ケチャップ・ストマト・ケチャップ・ス
(2012/03/22)
東 直子

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北斗 ある殺人者の回心 石田衣良

不幸な生い立ちを持つ主人公が、いろいろな事情から殺人を犯し、判決が出るまでを描いた作品。
裁判のシーンに違和感があるのだが、裁判員裁判とは一般的に見られる裁判とは違うものなのだろうか?
ただこういった裁判を偏見を持って描いた作品であるにもかかわらず、石田衣良はそこに悪意を介在させていない。
この手の作品はどさくさにまぎれて、警察または検察、もしくは裁判官、場合によっては弁護士にすさまじい悪意を向けている場合が多い。
しかし、石田衣良はそういう作品にはせず、むしろ肯定的に描いている。
遺族の描き方も説得力があり、そういう部分では好感が持てた。
突っ込みどころあはるが、たぶん不快にはならない作品ではないだろうか。
北斗 ある殺人者の回心北斗 ある殺人者の回心
(2012/10/26)
石田 衣良

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あと少し、もう少し 瀬尾まいこ

中学駅伝をテーマにした本。大学駅伝や高校駅伝ならときどきあるが、このテーマは意外と珍しい。
瀬尾まいこの少年のかき方というのがちょっと変わっていて面白い。
いわゆる腐女子視点のものとは違う。かといって本当にリアルな少年かというとそうでもない。
この微妙な描き方が、作品の雰囲気と妙にあっていて面白かった。
あと少し、もう少しあと少し、もう少し
(2012/10/22)
瀬尾 まいこ

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口紅のとき 角田光代

口紅にまつわる思い出というかエピソードというかを年齢ごとに描いていくという形の小説。
非常に短い作品で、たぶんすぐに読み終わる。
だが、この短さの中にきちんと作者の口紅への特別な想いというものが読み取れるから不思議だ。
口紅のとき口紅のとき
(2011/12)
角田 光代、上田 義彦 他

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つむじダブル 小路幸也、宮下奈都

小路幸也と宮下奈都の合作。高校生の兄と小学生の妹の二人の視点から描いた家族の話。
兄のほうの視点で小路幸也が書き、妹の視点で宮下奈都が書いたものを交互に展開させる。
それなりに面白いのだが、非常に気になったのが、時代背景。
たぶんこれは私の年齢によるものが大きいと思うのだが、1990年代が青春時代だった人からすれば、この作品で語られる「当時」の胡散臭さが気になるのではないだろうか。
それ以外の点ではいい作品だっただけに、もうちょっと時代を切り離す工夫がほしかった。
つむじダブル (一般書)つむじダブル (一般書)
(2012/09/15)
小路幸也、宮下奈都 他

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ホテルジューシー 坂木司

前半はそれなりに面白いし、まあ派手な事件にならない分だけそれなりに説得力があるのだが…
後半というか終盤のほうがあまりにも不自然に感じられるし、また主人公の心理も妙に気持ち悪くなってくる。
ネタばれになるのでこれ以上は書けないが、どう考えても最後のほうの事件というかあの話の処理はおかしい。
この圧倒的な気持ち悪さが最後に残ってしまって、結局何やら気持ちの悪い本という評価に落ち着いてしまったような気がする。
ホテルジューシー (角川文庫)ホテルジューシー (角川文庫)
(2010/09/25)
坂木 司

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砂上のファンファーレ 早見和真

簡単に言うと家族の再生の物語ということになるのだろうか。
母の病気、それによって父が隠していた問題が明らかになり…となってなかなかハードな展開を見せる。
まあこの辺はネタばれになるので、避ける。
現実的に考えると多少無理もあるが、まあそれなりに楽しめる。
ただ、家族のあり方について考えさせられる作品という感じではないような気がする。
砂上のファンファーレ砂上のファンファーレ
(2011/03)
早見 和真

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ノエル 道尾秀介

3つの話を無理やりつなげた作品といおうか…
叙述トリックの組み合わせがあまりにも使われすぎていて、何もそこまでしてミステリー風味にしなくてもと思った。
話としてはそれなりに楽しめるのだが、もう少し別のかき方をしてくれてもよかったと思う。
ノエル: a story of storiesノエル: a story of stories
(2012/09/21)
道尾 秀介

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寿フォーエバー 山本幸久

結婚式場に勤務する女性を主人公にした物語と言うと辻村深月の「本日は大安なり」が有名だが、そういう事件の舞台装置としての結婚式場でなく、普通の結婚式場の物語として楽しめる作品になっている。
なんといっても山本幸久の登場人物の描き方の容赦のないところがいい。男は冷静で女は感情的、なんて男性作家にありがちな描き方をせず、ちゃんとダメ男は切り捨てている。そういうところで男女問わず楽しめる作品だと言えるだろう。
寿フォーエバー寿フォーエバー
(2011/08/23)
山本 幸久

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