とりあえず読んでみる
本の感想を思いつくままに書いています。読んだ順番ではありません。   あと非常に偏った趣味なのでその辺もご理解いただけると嬉しいです。    ※画像の大きさがおおざっぱなお勧め度です。

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桜姫 近藤史恵

「ねむりねずみ」と同じシリーズだったことに読み始めてから気づく。
タイトルで気づくべきだったな、と思ったが、さすがにそれは難しい。
で、どうやら「ねむりねずみ」とこの本の間に別の話がありそうだということがわかった。


話としては今回は探偵が活躍しなかったので、それなりに楽しめた。
しかし、シリーズ物ならちゃんとそう書いてくれればいいのに(←だからタイトルで気づけって)
間がないと気になる。
桜姫 (角川文庫)桜姫 (角川文庫)
(2008/02)
近藤 史恵

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天国はまだ遠く 瀬尾まいこ

最近、対象年齢が低めの本になっているような気がしないでもないですが、そこはおいておくことにして、瀬尾まいこをまた読んでみました。
なんというか、死なないってのがいいですね。あと無駄に恋愛にならないところもいいです。
客観的には悪くなっていても主観的によくなっていればそれでいい、というかんじでしょうか。そういう風にとらえるとちょっと元気の出る作品ではありますね。
天国はまだ遠く (新潮文庫)天国はまだ遠く (新潮文庫)
(2006/10)
瀬尾 まいこ

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宇宙のみなしご 森絵都

子どもむけの本ではありますが、なかなか面白い本です。
というかこういう本だとセックスに終始しなくていいですね。
題材としては中学生の日常というか出来事というかを書いた話で、そんなに衝撃的でもないのですが、中学生が生き生きとしていて読んでいて気持ちがいい本です。
最後の締め方もとてもよかったですね。
宇宙のみなしご (フォア文庫)宇宙のみなしご (フォア文庫)
(2006/06)
森 絵都杉田 比呂美

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夜を守る 石田衣良

「4TEEN」が少年4人組なら、こちらは大人4人組。サモハンのキャラが4TEENのダイとかぶるような気がしないでもないが、まあそれはともかく、4人が非常にうまくかみ合っていて面白い。
アメ横を舞台にして、やくざも出てきつつ、風俗系(?)の女も出てきつつ、犯罪者も出てきつつとそれだけだと危ない話なのだが、石田衣良らしいエンターテインメントに仕上がっている。
やはり石田衣良はいいと思わせてくれる本である。
夜を守る夜を守る
(2008/02/13)
石田 衣良

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セ・シ・ボン 平安寿子

平安寿子が79年にフランス留学していた時の体験を書いたエッセイ。
これが結構面白い。欧米人崇拝の人々はぜひ読むべきである。(いや、そういう本ではないんだが)
意外と何人だって滑稽な部分はあるものなのだ。

メインテーマとしては過去を振り返ることは意味がないことではない、という本だと思うのだが、まあそういう堅い話は抜きにして普通に楽しめるエッセイだった。
セ・シ・ボンセ・シ・ボン
(2008/01)
平 安寿子

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木洩れ日に泳ぐ魚 恩田陸

久々に恩田陸の本を読みました。
あまりミステリーっぽいのより、これくらいのほうが楽しめます。
大したなぞもなく、たどりつく真実もそこまでドラマチックではない、だからこそ登場人物がどういう人間かを丁寧に読むことができ、楽しむことができます。
ただ一つ残念なのは、ヒロの人物像がいま一つしっくりこないところでしょうか。まあでもそれは個人の感覚なので、あれがしっくりくる人もいるでしょう。
木洩れ日に泳ぐ魚木洩れ日に泳ぐ魚
(2007/07)
恩田 陸

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犯人に告ぐ 雫井 脩介

普通の刑事ものの小説、という感じですかね。
手が込んでいるので、なかなか面白いですが、あとに残る何かはありません。
まああとくされのない小説といえましょうか。この手の刑事もの小説はよくあるので違いがわかりにくいですが、他のよりは脇役を丁寧に描いていましたね。そういう意味では好感の持てる作品です。
犯人に告ぐ〈上〉 (双葉文庫)犯人に告ぐ〈上〉 (双葉文庫)
(2007/09/13)
雫井 脩介

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犯人に告ぐ 下 (2) (双葉文庫)犯人に告ぐ 下 (2) (双葉文庫)
(2007/09/13)
雫井 脩介

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デッドエンドの思い出 よしもとばなな

普通の短編集。
実は今までよしもとばななの本を読んだことがなかったので、これが一冊目。
※「吉本ばなな」の本ならある、とかいうオチではありません。
平凡な生き方を肯定する、という姿勢がとてもいいですね。幸せな自分を恥じる必要はないとする考え方がとてもいいと思います。普段、不幸自慢を聞かされるのに飽き飽きしていたので、こういう作品は素直に読めました。
デッドエンドの思い出 (文春文庫)デッドエンドの思い出 (文春文庫)
(2006/07)
よしもと ばなな

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卵の緒 瀬尾まいこ

mixiとかでやたら評判がいいので、気になって読んでみました。
個人的にはまあ普通かなと。「卵の緒」は素人の作文のようで、そんなに評価できる代物ではありませんが、後に入っていた、「7’s blood」のほうはそこそこ面白かったです。
ただ、子どもを主人公にした作品にとことん弱い僕が「普通」としか思わなかったということは、他の人が読んだら、もう少し評価が下がるかもしれません。
卵の緒 (新潮文庫)卵の緒 (新潮文庫)
(2007/06)
瀬尾 まいこ

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モップの魔女は呪文を知ってる 近藤史恵

わりと軽く読める推理小説。人が死ぬ話がひとつだけというのがまあ評価できる。あと殺人のトリック云々とか言わないし。
突っ込みどころはいろいろあるのだが、推理小説に突っ込みを入れるときりがないので、とりあえずこんなもんじゃないの、という感じ。
キリコうぜえと思わなければ、たぶん楽しめる…はず。
モップの魔女は呪文を知ってる (ジョイ・ノベルス)モップの魔女は呪文を知ってる (ジョイ・ノベルス)
(2007/06/15)
近藤 史恵

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金魚生活 楊逸

2009年発売の本の中で、最初に読んだのがこれ。
前作に比べると、結局恋愛(むしろ愛着に近いか?)がメインになっていて、衝撃はないです。
しかし、どちらを選ぶかという選択の間で揺れる主人公の感情がとても見事に描かれています。
娘の思惑もなかなかいい感じでしたし、タイトルと絡めたラストのセリフもいいですね。
そんなに長い話ではないので、さらっと読めてなかなかいい本です。
金魚生活金魚生活
(2009/01)
楊 逸

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風のむこう、きみへ続く道 飯田雪子

新刊本コーナーにあったから借りた、という例のパターンです。
あまり期待していなかったのですが、これがなかなか面白い。旅の目的も「あの人」の正体もすぐにわかるけれど、そんなことはどうだっていい。
特にすごいことは何もないのだけれど、とてもさわやかな感じになっていて、読んだ後に気分がいい。予定調和だとか、逆にスムーズにいきすぎるのがよろしくない、と考える人には向かないかもしれないが、たまにはこういうのも悪くない。
風のむこう、きみへ続く道風のむこう、きみへ続く道
(2008/10)
飯田 雪子

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嘘 永瀬隼介

複雑な展開にすることで自己満足に浸っているとしか思えない作家・永瀬隼介の作品の中では、かなりマシなものではないだろうか。
これだって正直、展開をむやみに複雑化している割には中身は大したことないし、夢オチ並の反則技を使っている(ネタばれ回避のためこの表現)。
だが、少年たちを生き生きと描いているところは、なかなか面白いし、まあオチは問題ありだが、話としてはよくできていると思う。
それにしたってどうしてこうも不幸な人を量産するような話の書き方するんだろうね。
嘘
(2008/03)
永瀬 隼介

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こころげそう 畠中恵

普通の時代小説。幽霊が出てくるところが畠中恵らしいといえるが、あとはなんかいま一つだった。
もちろん僕が時代小説をあまり得意としていないからそう思うだけで、たぶん時代小説がそんなに苦手じゃない人にはそれなりに面白く読めるのではないだろうか。
こころげそう 男女九人 お江戸恋ものがたりこころげそう 男女九人 お江戸恋ものがたり
(2008/01/22)
畠中 恵

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こうふく あかの 西加奈子

そろそろ西加奈子を読むのはやめてもいいなと決定づけた一冊。
まあおそらく「こうふく みどりの」を読んでからにすると思うが。
はっきり言おう。作者の自己満足以外何物でもない。

具体的に言うなら、未来の話を挿入する意味がよくわからない。というかこの未来の話がむちゃくちゃすぎて、本篇のリアリティを完全に吹き飛ばす。その結果、意味不明な作品に仕上がっている。
登場人物の描き方もどこかでみたような感じだし、シチュエーションも特に個性を感じない。
なぜ支持されているのか最後まで理解できないで終わる話である。
こうふく あかのこうふく あかの
(2008/03/27)
西 加奈子

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ROCKER 小野寺 史宜

図書館の新刊本のコーナーにあったので借りてみたというありがちな話。

女子高生と高校教師のいとこと、その他登場人物がでてきてごちゃごちゃやる、と書いておこう。
なんかどの話も「現実にはあまりないだろうが小説の中にはよくあるパターン」にはまりすぎていて、何も残らない。型破りな教師にしたいのだったら、もう少し工夫が必要な気がしないでもない。
文章は、極端なまでに口語体で展開されるので、かえって読みにくい感じになってしまっている。
それともこれは10代の人にはわかるものなのか?


ROCKERROCKER
(2008/11)
小野寺 史宜

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スローグッドバイ 石田衣良

今更ながら読んでみました。
恋愛をテーマにした短編集で、まあ石田衣良らしい話でした。
面白いのですが、もし石田衣良の本を一冊も読んでいなかったときにこの本を読んだとしたら、おそらくこんなに石田衣良の本を読むことにはならなかっただろうとは思います。これが読んだ1冊目でなくてよかったと思いますね。
おそらくあとを引きずるようなものがなかったのがこういう印象になったのでしょう。
スローグッドバイ (集英社文庫)スローグッドバイ (集英社文庫)
(2005/05/20)
石田 衣良

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サクリファイス 近藤史恵

昨年の本屋大賞2位。あまり話題にならなかったが、個人的には大賞をとった「ゴールデンスランバー」よりこっちのほうが面白いと思う。
「サクリファイス」というタイトルもいい。誰が、何の「サクリファイス」なのかが最後に明らかになる。
最初はこの「誰が」と「何の」を勘違いする。しかし最後まで読むことで、なるほどなと思わせてくれる。
ただ残念なのは、自転車レースの興奮がいま一つ伝わってこないこと。
そしてこんなところに突っ込む人はあまりいないかもしれないが、インターハイに男子3000mなどという種目はない。(3000m障害はあるが、これは400mトラックを7.5周するわけではないから、どのみち作中の記述とは異なる)
スポーツという要素についての詰めの甘ささえなければ、すばらしい作品と言いきれただけに、残念である。
だが、この欠陥を抱えてなおこれだけ面白いのだから、読んで損はないだろう。
サクリファイスサクリファイス
(2007/08)
近藤 史恵

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ばかもの 絲山秋子

最初に性行為のシーンからかまされた時には、これははずれかなと思ったが、幸いそこを抜けた後は絲山秋子のいいほうのパターンにはまった。
最初の変態チックなシーンがあんなに長くなければもっと評価してもいいんだが、それでは書評家受けが悪いのだろう。
どうしようもない人を描くという点については、絲山秋子はなかなか面白い描き方をするので、それがはまれば小説も面白いのだが、はずすと時間の無駄以外何物でもない文章が完成する。
今回は、ヒデの尋常じゃない壊れっぷりをうまく描き、それに額子という妙な女の組み合わせがかなりいい感じになっている。
タイトルの「ばかもの」というセリフの使い方もよかった。
ばかものばかもの
(2008/09)
絲山 秋子

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愛に似たもの 唯川恵

久々に唯川恵の本を読みました。実は唯川恵はまだこの本を含めて3冊しか読んだことがありません。
短編集で、女性を主人公にしているため、唯川恵の良さが出ている感じです。
しかし、「じゃあ今度図書館行ったら唯川恵の別の本を借りてみよう」と思うかどうかはまた別の問題です。
久々に読むとそれなりに楽しめる作家、という感じですかね。
次に読むのは何年後になることやら…
愛に似たもの愛に似たもの
(2007/09/26)
唯川 恵

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クライマーズ・ハイ 横山秀夫

「世の中は嫉妬で動いている」
横山秀夫の小説はなんかそんな感じがする。
別にそんな言葉はどこにも書かれていないのだが、どいつもこいつも異常に嫉妬深い。
そりゃあ人間、多少の嫉妬はあるだろうけど、こんなにすごい人はそうそういないはずだ。だからこそ横山秀夫の小説にはどこか「ありえなさ」が漂う。
この作品も日航機の事故をテーマとした割には、事件性よりも嫉妬が主題となり、「結局、何を題材としようが嫉妬の話に終始するわけね」といった感想を持ってしまう。
安西の残した言葉の意味を探るという主要なテーマよりも嫉妬の話ばかりが目立ったところから考えても失敗作なのでは?という気がするのだが、映画化もされるほどの支持を集めている。
世間の人は僕が考えている以上に嫉妬深い人が多いのかもしれない。
クライマーズ・ハイ (文春文庫)クライマーズ・ハイ (文春文庫)
(2006/06)
横山 秀夫

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つくもがみ貸します 畠中恵

時代小説はやはり苦手だなあというごく当たり前の結論に達した。
つくもがみがでてくるのだから、「しゃばけ」と同じように楽しめると思ったが、そうでもなかった。やはり「しゃばけ」は絵によるところが大きいのかもしれない。
で、この時代小説は苦手という部分を差し引くと、まあそれなりに楽しめる本だと思う。
そんなに深刻でもないし。ただよくもわるくも時代小説というカテゴリーから出てこられる作品とまでは言えない。
つくもがみ貸しますつくもがみ貸します
(2007/09)
畠中 恵

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灼夜 永瀬隼介

今年最初に読み終わった本がこれ、というのが個人的には不満だが、時間の都合によりこうなったので仕方ない。

思いっきり上からの目線でものを言わせてもらえば、頑張って書いたな、という感じ。
裏社会とやらをそれなりに頑張って調べたのだろう。
だが、その努力が面白さにつながっているかと言われたら、疑問である。
最後のシーンなどは話の流れから考えると必要性を感じないし、むしろないほうがいい。
また途中で人物を多く出したわりにかきわけがうまくできていないために、ごちゃごちゃになる場面があったこともマイナスだろう。
さらに根本的な問題として、弱者に牙をむく著者の思想が支持できない。
おかげで読後感は最悪である。最初はなぜこんなに不快なのかよくわからなかったが、最後のほうで納得がいった。現状を批判するように見せかけて、実は「自己責任教」の信者であることがうかがえる。※ちなみにこの「自己責任教」という言葉はボーガスニュースで使われている言葉なので、正しい使用例はこのボーガスニュース(http://bogusne.ws/)を見ていただきたい。

まあとにかくこれをいい作品だと思う人とは友達になれない気がする。
灼夜灼夜
(2008/08/29)
永瀬 隼介

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