とりあえず読んでみる
本の感想を思いつくままに書いています。読んだ順番ではありません。   あと非常に偏った趣味なのでその辺もご理解いただけると嬉しいです。    ※画像の大きさがおおざっぱなお勧め度です。

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メキメキえんぴつ 大海 赫

幼稚園のころに読んでもらった本ですが、タイトルをずっと忘れていて、何度か探してみたけれども、なかなか巡り合わなかった本。
それが、検索したら出てきました。
ネット上に情報を書いてくださっていた方々に感謝します。


正直、ちょっと怖い話です。
このちょっと不気味な絵もこの話にあっていてとてもいいですね。
怖いものは実は身近にいるんじゃないか、という作者のメッセージが素敵です。
大人が読んでも十分に楽しめる本だと思います。
メキメキえんぴつ (fukkan.com)メキメキえんぴつ (fukkan.com)
(2005/01)
大海 赫

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気をつけ、礼。 重松清

いかにも重松清っぽい短編集で、やはり面白い。
今回は、子ども、若者、中年と3つの視点が交錯する感じで非常に楽しめた。
20代はまだまだ「大人」というにはいろいろと足りなくていいんだ、と勝手に自分を正当化してみました。(ダメじゃん)


目新しさはないけれど安定した面白さがあります。
気をつけ、礼。気をつけ、礼。
(2008/08)
重松 清

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償い 矢口敦子

期待したほど「償い」っていう感じの話ではなかった。
が、しかし、文章全体に生きることの意味を見失いかけた人への強いメッセージを感じた。
何もかも自分で背負いこまなくたっていい、とりあえずその場で正しいと思ったことをすればいい。
結果的に別な問題が発生したからと言って、その「正しいこと」をしないほうが良かったとは簡単には言えないはずだ。
それでも自分を責める主人公と少年とのかかわりあいがとてもよかった。


個人的にはすごいわき役ではあるが、美和子さんがいいなあと思った。
こういう前向きな人好きです。
償い (幻冬舎文庫)償い (幻冬舎文庫)
(2003/06)
矢口 敦子

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風の中の瞳 新田次郎

「思い出の本」という分類にはしたものの、すばらしい作品だとは思っていません。


昔、日能研の国語のテストで出された文章がここからの抜粋だったのですが、タイトルがわからなくて、登場人物の名前「川村広三」で検索したら、この本にたどり着いたので、読んでみました。


やはり書かれた時代が時代だけに内容が古いですね。(1958年の作品)
中学生の描き方が甘すぎて正直、現代に通用する作品ではありません。
小学生を描いた作品は意外と昔の本でもいいものがあるのに、中学生というのは難しいのでしょうか。
文章としても難しいところを描かず、書きやすい場面を書いてつなぎ合わせるというなんかあくどい手法をとっているように感じられます。
小学生の時は、問題を解くのに必死でなんとか感情移入しようとか、この人たちの考えていることを読み取ろうとかしたものですが、いざそういうものがなくなると、読んでみてもそれほど印象に残る作品でもなかったという気がします。
テストの力って偉大ですね。
風の中の瞳 (講談社青い鳥文庫 34-1)風の中の瞳 (講談社青い鳥文庫 34-1)
(2000)
新田 次郎

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元職員 吉田修一

講談社の書き下ろし百冊のキャンペーンの第一弾として吉田修一を登場させた、というのは講談社の判断としては間違っていなかったとは思う。

しかし、正直言って、この作品は少々期待はずれだったかな。
文章がうまいから、一気に読んでしまって、それなりに楽しめるのだけど、吉田修一の持つ衝撃性がこの作品に限りあまりない。
なんか「らしくないな」というかんじ。

主人公の小心者なところなんかはすごくいいし、面白い小説であることは間違いないのだが、吉田修一の作品としてはあまりいいとは思えない。
元職員元職員
(2008/11/05)
吉田 修一

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ねむりねずみ 近藤史恵

近藤史恵の本というものを読んだことがなかったので、とりあえず図書館にあったものを借りてきて読んだというよくある話。

さて、推理小説に対して僕の評価が辛いことはご了承いただきたい。そこそこ楽しめたので画像サイズは普通にしておきました。

実際、そういう精神病があるのか知らないので、この辺は突っ込むまい。
しかし結末があまりにお粗末じゃないか?
展開は読めなかったが、かといって衝撃のラストでもなかった。というかせめてもう少しそれっぽい終わり方にしてくれればいいのに。
しかも探偵ってそんな胡散臭いものを活用しちゃって…
ご都合主義小説は大好きだが、こういう展開にされるとあまりにも予定調和の度が過ぎて、興ざめもいいところだ。

とかなり批判は書きましたが、まあ文章としてはそれなりに楽しめます。たぶん。
ねむりねずみ (創元推理文庫)ねむりねずみ (創元推理文庫)
(2000/11)
近藤 史恵

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三面記事小説 角田光代

角田光代が三面記事から思いついたという短編集。
もともとがあまりいい事件でないだけにとても悲惨な話が多い。
正直、少々怖い。
角田光代はどうしようもない人間の描き方がうまい。そしてそれを使って読者自身が抱えるどうしようもない面を見せつけられる気がする。
だからこそ、怖いだけでは終わらず、ついつい最後まで読んでしまう本だなと思った。
三面記事小説三面記事小説
(2007/09)
角田 光代

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体育座りで、空を見上げて 椰月美智子

中学入学から卒業までを描いた半自伝的小説。
80年代半ばの日本の風景が非常によく描かれている。
森絵都の「永遠の出口」に雰囲気が少し似ているが、また別の面白さがある。

なんであんなにとがっていたのか自分でもよくわからない、そんないつの時代も変わらない中学生時代を思い出させてくれる。
実際、その時代に中学生だったわけでもない僕が、とても共感できた。
これ、女性が読んだらもっと共感できるんじゃないかなと思う。
体育座りで、空を見上げて体育座りで、空を見上げて
(2008/05)
椰月 美智子

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静かな爆弾 吉田修一

タイトル通り静かな物語だな、というのが第一印象。
あわただしく過ぎていく日常と響子と過ごす時間との対比が非常にいい。
日常が淡々と綴られているせいか、いつの間にか読み終えてしまう感じがする。
感動というような話ではないけれど、読後感も悪くないし、静かな気分で過ごしたいときにお勧めな一冊だろう。
静かな爆弾静かな爆弾
(2008/02)
吉田 修一

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君たちに明日はない 垣根涼介

タイトルからしてとても悲惨な話を想像していたのだが、意外と幸せな話で正直、ちょっとがっかりした。こいつどんだけ性格歪んでるんだ?という非難は聞かないことにして、話の内容。
要するにリストラ請負会社の社員さんとその対象者たちの話、で対象になった人たちが揃いも揃ってハッピーエンド。
君たちに明日はないというくらいだからどんどん転落人生を歩んでいって、最後は犯罪に走って射殺される…というのは冗談にしても、思いっきり明日がある展開ってどうなんだよ、とちょっと思った。
まあそれは僕くらい歪んだ人間の考えることで、そうでなければなかなか面白い小説で、それなりに元気の出る作品だと思う。
君たちに明日はない (新潮文庫 (か-47-1))君たちに明日はない (新潮文庫 (か-47-1))
(2007/09/28)
垣根 涼介

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とっても不幸な幸運 畠中恵

「しゃばけ」シリーズでおなじみの畠中恵の現代もの。
若い男を主人公にすると似たようなキャラになってしまうのが畠中恵の欠点だが、今回は若い男ではなく、中年男を中心にしたせいか、久々に違う感触で読めた。
推理小説というには多少問題がないでもないが、全体的に得体のしれない感じがとても面白かった。

戻ってこられる場所は別に家とか家族とかそんなものだけとは限らないものだ。
とっても不幸な幸運 (双葉文庫 は 18-1) (双葉文庫 は 18-1)とっても不幸な幸運 (双葉文庫 は 18-1) (双葉文庫 は 18-1)
(2008/03/13)
畠中 恵

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ピーター・ノースの祝福 渡辺やよい

図書館の新刊本コーナーにあったので面白がって読んでみたら…何これ?女性向けポルノ?みたいな話から始まって、妙な夫婦の話、変な若者の話、まるで現実味のない小学生の話と4連発。
結局、時間の無駄本に決定。
作者の願望なのかどうだかしらないが、あの登場人物の描き方が、どうしようもない男に恋する女の視点に似ている。
いるんだよね、男から見たらどうしようもないやつなのに、そういう部分が見えてないで、そういう男がいいっていってる女。そういう人の話を聞かされてる感じがして不快になった。

ピーター・ノースの祝福ピーター・ノースの祝福
(2008/07)
渡辺 やよい

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夜は短し歩けよ乙女 森見登美彦

男のバカさってのがすごく出てていいなあ、と思う。
彼女の天然入ってるところもいい。

しかし、文章全体としてはどうかなあ。
2007年の本屋大賞で2位ということで期待値が非常に高かったせいか、正直少しがっかりした。
何がいけないってこともないんだけど、「そこまですごいか?」というのが最後まで付きまとった。
いや、そういう他人の評価をまったく抜きにして読めば面白い本だと思いますよ。はい。
夜は短し歩けよ乙女夜は短し歩けよ乙女
(2006/11/29)
森見 登美彦

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平等ゲーム 桂望美

極端な平等を理想とする島で育った主人公が外の世界にふれることで変わっていく話。

単なる共産主義批判やゆとり教育的なものを批判する小説ではない。
ここに込められたメッセージは人間にとって重要なのはまず自分が幸せになれることであって社会のために生きているわけではないということである。
実際のところ、世の中にはどさくさにまぎれて「お国のため」とすぐ言い出す輩がいる。それが本当に日本のためになるのであればその主張は納得できるのだが、たまにそれって国のためじゃなくてお前らごく一部の人間のためだろ?と言いたくなることがある。
社会というのは優先順位が低いものだという作者の主張は今の世の中ではなかなか主張しにくいんじゃないかなあという気がしてちょっと評価したくなった。

平等ゲーム平等ゲーム
(2008/08)
桂 望実

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サッカーボーイズ はらだみずき

小学校高学年から中学生あたりを主人公にした作品というのはそれだけで僕の評価が甘くなる傾向があることは否定しないが、それでもこれはサッカーを題材にした作品としてはなかなかいい線にいっているのではないだろうか。

主人公の遼介がちょっといい子すぎるところはあるが、まあそこは話の都合上、いいことにして、ついでに話の展開が多少できすぎなのも目をつぶれば、かなり楽しめる作品である。

話としては子供向けの一言で一蹴される程度のもの。しかし、「再会のグラウンド」もその続編の「雨上がりのグラウンド」も、サッカーに全く興味のない僕が楽しく読めたということも事実である。
僕はサッカーは好きになれない。それ自体は一生変わることはないだろう。しかし、サッカーを愛する人の気持ちは少しだけわかるような気がする。
そういう気持ちにさせてくれたことだけでもこの本はそれなりの評価を得るべき作品だと思う。

サッカーボーイズ―再会のグラウンドサッカーボーイズ―再会のグラウンド
(2006/06)
はらだ みずき

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↓こっちは文庫版
サッカーボーイズ  再会のグラウンド (角川文庫 は 38-1)サッカーボーイズ 再会のグラウンド (角川文庫 は 38-1)
(2008/06/25)
はらだ みずき

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サッカーボーイズ13歳―雨上がりのグラウンドサッカーボーイズ13歳―雨上がりのグラウンド
(2007/07)
はらだ みずき

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