とりあえず読んでみる
本の感想を思いつくままに書いています。読んだ順番ではありません。   あと非常に偏った趣味なのでその辺もご理解いただけると嬉しいです。    ※画像の大きさがおおざっぱなお勧め度です。

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逆島断雄と進駐官養成高校の決闘 石田衣良

日本らしきところを舞台にした近未来っぽい感じの話。石田衣良っぽいような部分もあり、らしくない部分もあり、正直、全体としては今一つ話に入り込めなかった。伏線もきちんと処理されているとは言い難く、主人公の父の死に関しての謎は結局わからないままである。続編でも書く気なのだろうか。

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MILK 石田衣良

石田衣良の久々の新作。性をテーマにした短編集で、正直、この手の作品は個人的には苦手なので、何とも言えない。性描写がきついのが気にならない人とかそういうのが好きな人にはいいのかもしれないが、結局性的関係の話というだけでストーリーを楽しめる作品ではなかったので、あまりお勧めしない。

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オネスティ 石田衣良

幼馴染の男女の不思議な関係を描いた作品。石田衣良らしく性欲というかそういうものがかなり多く出てくるので、正直、やりすぎ感がある。いくら対比させるにしても極端すぎる気がした。やりすぎ感が気にならない人にはいいかもしれない。
オネスティオネスティ
(2015/01/05)
石田 衣良

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水を抱く 石田衣良

石田衣良の作品でセックスに関する話は多いが、今回はセックス依存症の女性と恋に落ちる男という何やらついにやってしまった感のある作品。
性描写が多いので、苦手な人もいるかもしれないが、話としてはそれなりに楽しめるラブストーリーに仕上がっている。
本筋とは関係ないが、彼氏がいたことがばれたアイドルをバッシングしていたのは、そのアイドルのファンではなくてアンチではないのだろうかと突っ込みたくなった。
水を抱く水を抱く
(2013/08/22)
石田 衣良

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余命一年のスタリオン 石田衣良

仕事もそれなりに順調だった俳優にある日、突然、がんが告げられて…というお話。
妊娠の描き方などは「マタニティ・グレイ」のときに取材したのを使いまわしたのか?と思わないでもないが、ストーリーとしてはなかなか面白い。
がんに関する問題を深刻すぎず、病院を悪者にせずに描いているところも好感が持てる。
余命1年のスタリオン余命1年のスタリオン
(2013/05/16)
石田 衣良

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マタニティ・グレイ 石田衣良

子供はいらないと思っていた女性が妊娠・出産するまでを描いた作品。セックスに関する記述が多いところが石田衣良らしい。
そして少子化を問題視しながらも、その解決を望んでいるとはとても思えないような現在の状況もさりげなく描き出してある。こうした問題提起の仕方がさすがだなと感じる作品である。
マタニティ・グレイマタニティ・グレイ
(2013/03/01)
石田 衣良

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目覚めよと彼の呼ぶ声がする 石田衣良

石田衣良のエッセイ。書かれた時期が今から10年ほど前のせいか、時事的なものについては少し古く感じられる場面もあるが、基本的にはどういう風に生きていくかは自分が決めることだという石田衣良のポリシーが反映されていて面白い。石田衣良の考え方が気に入らない人にはちょっと合わないかもしれないが、ただエッセイなので軽く読み流してもいいと思う。
目覚めよと彼の呼ぶ声がする (文春文庫)目覚めよと彼の呼ぶ声がする (文春文庫)
(2010/03)
石田 衣良

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北斗 ある殺人者の回心 石田衣良

不幸な生い立ちを持つ主人公が、いろいろな事情から殺人を犯し、判決が出るまでを描いた作品。
裁判のシーンに違和感があるのだが、裁判員裁判とは一般的に見られる裁判とは違うものなのだろうか?
ただこういった裁判を偏見を持って描いた作品であるにもかかわらず、石田衣良はそこに悪意を介在させていない。
この手の作品はどさくさにまぎれて、警察または検察、もしくは裁判官、場合によっては弁護士にすさまじい悪意を向けている場合が多い。
しかし、石田衣良はそういう作品にはせず、むしろ肯定的に描いている。
遺族の描き方も説得力があり、そういう部分では好感が持てた。
突っ込みどころあはるが、たぶん不快にはならない作品ではないだろうか。
北斗 ある殺人者の回心北斗 ある殺人者の回心
(2012/10/26)
石田 衣良

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ラブソファに、ひとり 石田衣良

あとがきによれば石田衣良のちょうど10冊目の短編集らしい。
タイトルからなんとなくわかるが、恋愛ものの短編を集めた作品で、多くの話が石田衣良らしくハッピーエンドを予感させそうな終わり方になっている。
面白いし、読みやすいのだが、印象に残る話が少ないのが唯一の欠点と言おうか。
しかし、話のクオリティ自体は高いといえるだろう。
ラブソファに、ひとりラブソファに、ひとり
(2012/05/31)
石田 衣良

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コンカツ? 石田衣良

前作「スイングアウト・ブラザース」が男性側のコンカツ(厳密にはこちらは彼女をつくるというちょっと手前の段階ではあるが)なら、この作品は女性の側からのコンカツを描いた作品。
女性視点で結婚対象外になる男性というのが非常にうまく描かれていて、なかなか面白い。実際の女性が読んだら違和感があるのかもしれないが、個人的には結構説得力があるように思えた。
まあとにかく結婚は大変だという結論に至り、私自身はもう少し独身が続きそうな気がした。
コンカツ?コンカツ?
(2012/04)
石田 衣良

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スイングアウトブラザース 石田衣良

彼女に振られた男3人が、大学の先輩の主宰するモテ男講座に入ってモテ男を目指すという、まあ石田衣良らしい恋愛至上主義的な話である。リアルに恋愛至上主義的な話をされるといやになってくるのだが、なぜかこの話だとそこまで嫌な気分にはならない。
この微妙なフィクション具合がいい。
実際にこれを実践したら持てるかどうかはわからないが、もてたい人は試してみる価値はあるかもしれない。
スイングアウト・ブラザーススイングアウト・ブラザース
(2012/01/17)
石田衣良

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カンタ 石田衣良

主人公のカンタと耀司の幼馴染が成長し、会社を興し、そして…というまあわりとドラマチックな話。
既得権益と闘うことの困難を描いた作品と言えないこともない。
かといってそんなに深刻な話ではない。テーマは深刻だし、命にかかわるような事態も起きる。しかし、それでも深刻にならない。こういうとまるで薄っぺらい作品のように聞こえるかもしれないがそうではない。
昔から変わらないカンタの気持ちと目まぐるしく変わっていく周囲の信じられない状況との対比をあえて深刻になりすぎない書き方をすることで、説得力を持たせている。だからこそ面白いのだ。
石田衣良の立ち位置というのはなかなか面白いといつも思うのだが、この本でもそれがよく出ている。多数派ではないだろうが、別に破綻も矛盾もしない。その独自の立場にいるからこその視点というのが非常に面白い。

カンタカンタ
(2011/09/29)
石田 衣良

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明日のマーチ 石田衣良

非正規の若者四人組が工場をクビになり、山形から東京まで歩くという話なのだが、なかなか面白い。
「4TEEN」といい「夜を守る」といい、石田衣良は男性4人組というのがどうも好きらしい。
作中で「奇跡のような組みあわせ」と書いているが、この4人のバランスが非常にうまくできている。これが作りすぎとみるかどうかで作品の評価は変わってくるかもしれない。
だが、少なくともこの4人のキャラクターはきちんと描き分けられており、会話をつないだ部分でもどの発言を誰がしたものかを見失うことはない。そのため自分がその中に入っていけるような感覚になる。
4人組を扱いながら、読者の場所もあけてあるかようなそういう心地よさがこの作品からは感じられた。
明日のマーチ明日のマーチ
(2011/06/21)
石田衣良

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sex 石田衣良

石田衣良がsexの重要性と主張するのはわからないでもないが…
短編でこういう話を延々とされても困る。
そして短編であるがゆえに、性描写に記述を割くと、それ以外の部分はかなり不足していて、結局性的行為(必ずしもsexではない)のことをちょこっとかいただけになっている。
その点でもあまり楽しめなかった。もう少し長めにして、ストーリーとして成立させてくれたら、もっと楽しめたかもしれない。
sexsex
(2010/03/11)
石田 衣良

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坂の下の湖 石田衣良

小説だとばかり思って、図書館に予約を入れたら思いのほか早く順番が回ってきたので、ラッキーだと思ったら…
小説ではなくてエッセイでした。
しかもR25の連載をまとめたやつ。
何度失敗して反省してもこういうドジを踏むのが私らしいと言えば私らしい。
まあそんなわけで普通に読みました。
それなりに面白かったです。
一つ一つが短いので、電車とか病院とかちょっとした待ち時間に最適。
ほら、推理小説とかだと続きが気になって病院で名前を呼ばれても気づかなかったりするでしょう?(…しないですか?)
石田衣良の思想が根本的に気に入らないという人以外なら楽しめる本だと思います。
坂の下の湖坂の下の湖
(2010/10/14)
石田 衣良

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再生 石田衣良

新たなスタートを切る人たちをテーマにした短編集といういい方が一番正確だろうか。
キャラクターが似ていて、なんとなくワンパターンに感じる部分もあるのだが、それでも面白い。
短編集だから途中でやめられるだろうと思って軽い気持ちで読んでいたら、結局一冊読みあげてしまった。
最初の話がちょっと胸糞悪いのだが、2つ目以降の話はそこそこよくできていると思う。
最初の話を読んだだけでこの短編集の評価を決めるべからず、と。
個人的には「銀のデート」が一番好きですね。
再生再生
(2009/04/23)
石田 衣良

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40-翼ふたたび- 石田衣良

40歳というのは微妙な年齢だなと思う。
かつて柴門ふみの「Age,35」で「40ならあきらめもつく 35ってまだゼロからやり直せる年齢じゃない?」というセリフを言わせている。つまり、この時代の世間的なボーダーは35だったのだ。(もちろん柴門ふみ自身はあとがきで「何歳からでもやり直せると思っている」とかいてはいるが)
それから10年がたち、石田衣良は40歳から始める物語を出した。
これはおそらく40ならまだ行ける、という認識が広がりつつあるということなのだろう。
話としては若干ご都合主義が過ぎる部分もあるのだが、それなりに説得力のある話に仕上げてあり、そんな中でもいろいろな問題を織り込んでいる。
単純に娯楽としても楽しめるが、それだけではなくて何かを始めるのに遅すぎることはないというメッセージを感じる作品でもある。
40―翼ふたたび (講談社文庫)40―翼ふたたび (講談社文庫)
(2009/02)
石田 衣良

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チッチと子 石田衣良

おもしろかったんだが、期待したほどではなかった。
作家の生活をリアルに描いたとかなんとか評価されていたが、そういう本かなあ?
リアルなようでやはりどこか夢物語といういかにも石田衣良らしい作品だと思ったけど。
ハッピーエンドで仕上げてあるし、読みやすい文章であるし、普通に勧められる本だとは思う。
だが、せっかくこういう題材にしたのならもっと別の描き方があってもいいような気もした。
チッチと子チッチと子
(2009/10/23)
石田 衣良

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6TEEN 石田衣良

「4TEEN」の続編で、高校生になった4人組を描く。
しかし、一つ一つの話が4TEENのときより短くなった分、全体的にパワーダウンしているように感じた。
読みやすいし、それなりに面白いのではあるのだが、やはり続編にすぎない、という評価に落ち着くような気がする。
6TEEN6TEEN
(2009/10/01)
石田 衣良

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下北サンデーズ 石田衣良

下北を舞台にした演劇の話。

演劇は全く知らないし、下北沢は数えるほどしか行ったことがないのだが、何かこう下北沢に住んでいるような錯覚に陥る。
石田衣良は本当にその街のイメージを文章の中に落とし込むのがうまいなあと思う。
池袋にしても上野にしても月島にしてもそして今回の下北沢にしても。


話としてはわりとドラマ的であり(実際ドラマ化もされているが)、リアリティというよりはエンターテインメントのほうに寄った作品というべきだろう。
普通に面白い本である。
下北サンデーズ (幻冬舎文庫)下北サンデーズ (幻冬舎文庫)
(2008/08)
石田 衣良

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ブルータワー 石田衣良

石田衣良ってこういうのも書けるんだなあと思った作品。
SFなんだが、なんとも石田衣良らしい話で、結構楽しめる。
突っ込みどころはいろいろとあるのだが、あまり気にならない。
未来のイメージがなんとなくドラえもんチックなのだが、それはまあ重要なことではない。
またウィルスの設定とかもちょっと無理があるのだが、そんなこともどうでもいい。
というか面白ければ細かいことは気にならないものだということを改めて感じた。
ブルータワー (徳間文庫)ブルータワー (徳間文庫)
(2008/03/07)
石田 衣良

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夜の桃 石田衣良

なぜか画像がなかった。※1
まああったとしてもそんなに高い評価はしないけど。
いわゆる恋愛至上主義的な作品で、まあ石田衣良らしいといえばらしいんだけど、何かちょっと違う。
若者への優しさが少々ない気がしたのがひとつと、あとは良くも悪くも中年男とやらをうまく描いている。
あと性描写がなんかきつい。石田衣良の作品はわりと性描写が多いのだが、それでも従来の作品と違ってこれは妙に僕を不快にさせる書き方だなと思った。
5年3組リョウタ組のときは気にならなかった、「眠れぬ真珠」の宣伝が妙に腹立たしく思えた。

そういうわけで石田衣良作品の中ではかなり嫌いなほうに位置します。
夜の桃夜の桃
(2008/05/22)
石田 衣良

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※1 これをアップしてから何度か試した結果、ようやく画像が出てきました。
今まで失敗していた理由は不明ですが、あれは検索エラーの画面だったようです。

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シューカツ! 石田衣良

シューカツの話。
マスコミ系を目指す、という。なかなか面白い。でももう少し就活を批判的に書いてくれたほうが好みだったなあ…ってこの辺はただの戯言ですね。
「シューカツ」を丁寧に描いていて、説得力があります。
ところで作中ではA新聞とY新聞の大手2つの新聞社の内定を得た、という人物が出てくるのですが、確かこの大手2社は同じ日に試験だったから、両方から内定をもらうのは無理なのでは?と思いました。もちろん僕がシューカツしてた時の話で、今はどうなのかは知りませんけれど。


細かい話はともかく、シューカツなんて知らない時代の人には特に読んでもらいたい作品ですね。
年配の人の中には、
「仕事なんて選り好みしなければなんでもできる」
という人がいます。しかし、それはあまりにも現在の状況を知らなすぎる発言です。新書とかで結構問題視されている話を読め、とまではいいませんから、せめてこの程度の作品を読んで、これだけ努力したとしても、こんなのはかなり運のいいほうだということを知ってもらいたい、とりあえずその第一歩になる作品だと思いました。
シューカツ!シューカツ!
(2008/10)
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美丘 石田衣良

今度、文庫版が出るらしいです。
さて、石田衣良らしい恋愛小説。美丘という名前の女に恋する男の話。
悪い本じゃなかったと思うけど、最後のほうが気に入らない。
別に「約束」を果たそうとすることじゃなくて、それ以外の部分でちょっとやりすぎ感がある。
ただ話としては面白いです。
美丘美丘
(2006/11/01)
石田 衣良

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夜を守る 石田衣良

「4TEEN」が少年4人組なら、こちらは大人4人組。サモハンのキャラが4TEENのダイとかぶるような気がしないでもないが、まあそれはともかく、4人が非常にうまくかみ合っていて面白い。
アメ横を舞台にして、やくざも出てきつつ、風俗系(?)の女も出てきつつ、犯罪者も出てきつつとそれだけだと危ない話なのだが、石田衣良らしいエンターテインメントに仕上がっている。
やはり石田衣良はいいと思わせてくれる本である。
夜を守る夜を守る
(2008/02/13)
石田 衣良

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スローグッドバイ 石田衣良

今更ながら読んでみました。
恋愛をテーマにした短編集で、まあ石田衣良らしい話でした。
面白いのですが、もし石田衣良の本を一冊も読んでいなかったときにこの本を読んだとしたら、おそらくこんなに石田衣良の本を読むことにはならなかっただろうとは思います。これが読んだ1冊目でなくてよかったと思いますね。
おそらくあとを引きずるようなものがなかったのがこういう印象になったのでしょう。
スローグッドバイ (集英社文庫)スローグッドバイ (集英社文庫)
(2005/05/20)
石田 衣良

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逝年 石田衣良

「娼年」の続編。
再びクラブを再開したリョウの話。
なんというかこれだけセックスに重点を置いているのに面白く読める話というのも珍しい。
基本的にセックス至上主義者でない僕にはそういう話は全く面白くないのだが、このシリーズはそういうのが好きでない人でも楽しく読めるようにできているすぐれた作品だと思う。
逝年―Call boy〈2〉逝年―Call boy〈2〉
(2008/03)
石田 衣良

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親指の恋人 石田 衣良

石田衣良らしいといえばらしいが、らしくないといえばらしくない、そんな感じの文章だった。
死を選ぶ、というのがらしくないという気がして、それでもそうせざるをえないほど現在の日本の格差社会のひどさというものを描き出したという点ではらしいともいえる。
最初に結末を提示されているのに、それでもなお死んでほしくないと読者に思わせるあたりはさすがは石田衣良といえるだろう。
ただ読んでて幸せになれるような小説ではない。
こういうタイプの悲劇は正直、辛いけど、それでもこの面白さは誰かに薦めたくなる本である。
親指の恋人親指の恋人
(2008/01/29)
石田 衣良

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5年3組リョウタ組/石田衣良

記念すべき1冊目は、今年読んだ本の中で今のところ1番よかったこの本。

基本的に僕は図書館で読んでいるので、その年発売の本というのはあまり読めなくて、ブームが過ぎたころにこっそり読む、というパターンが多いんですが、これはさっさと図書館に予約入れて読みました。

型破りな教師が出てくる話、というとどうも普通の人としても型破りな人が出てきて難問を解決していく少年漫画チックな話を想像してしまいがちですが、この中道良太先生は一般的な若者なわけで、その辺はあくまで普通。
しかし、一般の感覚が通用しないのが学校という世界で、だからこそ彼は型破りな教師になるわけですが、もともとが一般的な人なのでとても感情移入がしやすい。
そしていつのまにかリョウタ先生の目線で物事を追っかけてしまうんですね。

石田衣良っていうとどうも恋愛メインで、もっと言ってしまうとかなり頻繁にセックスの描写が出てくるイメージがあるんですが、これには全く性的交渉の場面はありません。
そんなわけで小学生にもお勧め…とはいわないけど、セックスとかドラッグとか暴力系のやばい系ネタを一切排除してこれだけ面白い話を書きあげたのはさすが。

どさくさにまぎれて自身の作品の宣伝をしているところもなかなか笑えました。

5年3組リョウタ組5年3組リョウタ組
(2008/01)
石田 衣良

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