とりあえず読んでみる
本の感想を思いつくままに書いています。読んだ順番ではありません。   あと非常に偏った趣味なのでその辺もご理解いただけると嬉しいです。    ※画像の大きさがおおざっぱなお勧め度です。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

崑崙の玉 井上靖

西域ものの短編集。昔読んだ本なのだが、その後、なかなか見ることができず(図書館にも置かれていなかった)、あきらめていたところ、先日、ひょんなことから手に入った。どの作品もクオリティが高いのだが、なんといっても「永泰公主の首飾り」は名作である。

スポンサーサイト

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

ステップファザー・ステップ 宮部みゆき

表紙が変わっていたので、再び読んでみた。
別に内容が変わっているわけではないのだが、印象は随分違った。
宮部みゆきが泥棒の立場から推理小説を書くと、若干主張がぶれる。
彼女の場合は東野圭吾とは逆に位置するのだろう。
まあ事件は比較的安全(?)なものだから東野ほどの醜態はさらしていないのだが。


推理小説というよりはむしろ家族のあり方について考えさせられる本かもしれないと、今だから思う。
携帯がなかった時代がちょっと懐かしい。
簡単に連絡がつかない両親というのが今だと想像しにくいだろう。


双子はむかつく(こういうことを書くから僕はひねくれ者なのだな)が、主人公の行動が結局どこかいい人でなんとなく温かい気分にさせてくれるいい作品だと思う。
ステップファザー・ステップ (講談社文庫)ステップファザー・ステップ (講談社文庫)
(1996/07)
宮部 みゆき

商品詳細を見る

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

藪の中 芥川龍之介

厳密に言うとこの本を読んだわけではありません。
芥川はちくま文庫の芥川龍之介全集で読んだので、どの本と聞かれると困るのです。
最近、TAJOMARUなんていう映画ができていますが、その予告編で出てきた柴本幸の演技のひどさといったら…
そりゃあこの場合タイトルが多襄丸ですから、「羅生門」の京マチ子と比べるのは適当ではないでしょうけれど、それにしたってもう少しまともな女優さんがいくらでもいるでしょうに…


で、この原作の「藪の中」ですが、いろいろな人物の視点から描いた小説の原点ともいえる作品でしょう。そしてたいていこういう原点というようなものはその作品自体は大したことなかったりするのですが、これは違います。むしろ最高傑作と言っていいかもしれません。
人間の言うことがいかにあてにならないかを描き、その全員の立場の描き分けが見事。
読まないと後悔するといえる数少ない本でしょう。
藪の中 (講談社文庫)藪の中 (講談社文庫)
(2009/08/12)
芥川 龍之介

商品詳細を見る

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

メキメキえんぴつ 大海 赫

幼稚園のころに読んでもらった本ですが、タイトルをずっと忘れていて、何度か探してみたけれども、なかなか巡り合わなかった本。
それが、検索したら出てきました。
ネット上に情報を書いてくださっていた方々に感謝します。


正直、ちょっと怖い話です。
このちょっと不気味な絵もこの話にあっていてとてもいいですね。
怖いものは実は身近にいるんじゃないか、という作者のメッセージが素敵です。
大人が読んでも十分に楽しめる本だと思います。
メキメキえんぴつ (fukkan.com)メキメキえんぴつ (fukkan.com)
(2005/01)
大海 赫

商品詳細を見る

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

風の中の瞳 新田次郎

「思い出の本」という分類にはしたものの、すばらしい作品だとは思っていません。


昔、日能研の国語のテストで出された文章がここからの抜粋だったのですが、タイトルがわからなくて、登場人物の名前「川村広三」で検索したら、この本にたどり着いたので、読んでみました。


やはり書かれた時代が時代だけに内容が古いですね。(1958年の作品)
中学生の描き方が甘すぎて正直、現代に通用する作品ではありません。
小学生を描いた作品は意外と昔の本でもいいものがあるのに、中学生というのは難しいのでしょうか。
文章としても難しいところを描かず、書きやすい場面を書いてつなぎ合わせるというなんかあくどい手法をとっているように感じられます。
小学生の時は、問題を解くのに必死でなんとか感情移入しようとか、この人たちの考えていることを読み取ろうとかしたものですが、いざそういうものがなくなると、読んでみてもそれほど印象に残る作品でもなかったという気がします。
テストの力って偉大ですね。
風の中の瞳 (講談社青い鳥文庫 34-1)風の中の瞳 (講談社青い鳥文庫 34-1)
(2000)
新田 次郎

商品詳細を見る

積木の箱 三浦綾子

これってかなり古い本なんですね。
読んだのが中学生の時だったので、妙に感情移入してしまったというか、思い出深い本です。
画像がなかったので、サイズは適当。お勧め度としては「火車」などと並んで最高レベルです。

先生っていうもののエゴと、若者特有のわがままさと、世間体を気にする人々と、そんな個人的に興味のあるネタが色々詰まっていてかなりはまりました。

また読み直してみようかな、とこの文章を書きながら思った。
積木の箱 (上巻) (新潮文庫)積木の箱 (上巻) (新潮文庫)
(1984/10)
三浦 綾子

商品詳細を見る

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

~思い出の本~ その1

最近読んだ本の紹介が続いたので、この辺で昔読んだ本について書いてみることにする。
第1回目は、高校時代に読んで強い衝撃を受けた宮部みゆきの「火車」。
発売された当時は、直木賞の候補に挙がりながらも、結果的にいろいろといちゃもんをつけられて受賞はならなかった。ぼくが読んだのはそのさらに後で、文庫が出た後だったのだが、それでもすごい話だなと思った。
話が丁寧に作りこんであるため、かなり長い作品であるにもかかわらず、全く長さを感じさせない。(読み終わった後に時計を見てびっくりなんてことはあるかもしれないが)
読み方は人それぞれあるだろうが、「自己責任」という言葉で、社会の問題を当事者だけの問題にしてしまう現在の風潮への警鐘をならしている作品とも読める。
とにかく強い衝撃を受けること間違いなしの一冊である。
火車 (新潮文庫)火車 (新潮文庫)
(1998/01)
宮部 みゆき

商品詳細を見る

テーマ:お気に入りの本 - ジャンル:本・雑誌

最新記事

月別アーカイブ

カテゴリ

フリーエリア

blogramはじめました

blogram投票ボタン

検索フォーム

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。