とりあえず読んでみる
本の感想を思いつくままに書いています。読んだ順番ではありません。   あと非常に偏った趣味なのでその辺もご理解いただけると嬉しいです。    ※画像の大きさがおおざっぱなお勧め度です。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

誰がために鐘を鳴らす 山本幸久

廃校になることが決まっている高校の最後の卒業生になる主人公が学校に眠っていたハンドベルを発見し、ひょんなことからハンドベル部結成する話。「店長がいっぱい」の話と少し混ざっている部分があるが、まあこれは許容範囲だろう。ところでちょっと気になったのは、作中では大した事件でもなさそうに描かれているが、あれは完全に強盗傷害ではないのだろうか?だとすると東京なんか行けるはずがないと思うのだが、そのあたりはどうなのだろう?もちろん話の本筋としてはその人物の罪の度合いなどあまり関係のないことなのではあるが。

スポンサーサイト

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

パパは今日、運動会 山本幸久

それほど大きくない会社の社内運動会の一日を通して、いろいろな人物が描かれている連作短編集。多少誇張された書き方にはなっているのだが、会社というのは意外とこういうものなのだろうなという気がする。こういう人たちの寄せ集め、ということで本当に見事な社会の縮図の描き方だなと感じる作品である。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

渋谷に里帰り 山本幸久

渋谷出身の営業マンが先輩社員の退社に伴って引き継ぎをやっていくうちに少しずつ変わっていく話。いろいろと考えさせられる部分もあり、単純なエンターテインメントではないところがいいとえるのかもしれない。個人的にはそれなりに楽しめたのだが、少し主人公にイラついた。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

ヤングアダルトパパ 山本幸久

中学生にして父親になってしまった主人公の奮闘記とでもいおうか。現実的な部分での突っ込みどころはいろいろとあるのだろうが、その特殊な設定でも納得させられるような書き方になっているので、結構楽しめる。それにしても花音という女はひどすぎないかとちょっと思った。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

店長がいっぱい 山本幸久

友々家という他人丼のチェーン店の店長を主人公にした連作短編集。それぞれに抱えている事情の違いというものがうまく描かれていて面白かった。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

ある日、アヒルバス 山本幸久

ドラマ化されるというので読んでみた。主人公のガイドっぷりがなかなか面白いし、会社の在り方がリアルだし、なかなかいい作品だと思う。というわけでドラマのサイトに行ってみたら…原作完全無視。原作がよくできているだけに、そんなことはしてほしくなかったと思った。
個人的には原作に忠実に主演・柳原可奈子でトリンドル玲奈を使いたいならクウの役にして、あとは戸田夏美役には吉田羊あたりがいいのではないかと思うのだが、いかがだろうか?
ある日、アヒルバス (実業之日本社文庫)ある日、アヒルバス (実業之日本社文庫)
(2010/10/05)
山本 幸久

商品詳細を見る

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

ジンリキシャングリラ 山本幸久

先輩とのトラブルから野球部をやめることになり、その後、ひょんなことから人力車部に入ることになる話。人力車部という設定がなかなか面白い。ラストがあともう少しだけ綺麗に決まっていればもっとハマったのになあと思うと少しだけ残念である。
ジンリキシャングリラジンリキシャングリラ
(2014/03/06)
山本 幸久

商品詳細を見る

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

幸福トラベラー 山本幸久

山本幸久らしい青春小説。中学生男子が偶然に修学旅行で東京に来た女子と出会うというわりとありがちなストーリーだが、やりすぎない程度にうまく描いてあるので、ご都合主義という気がしない。お約束だが、面白い、そういう作品だろう。
あまり関係ないが、上野が結構細かく書かれているので、今度上野に行くときは参考にしてみようと思った。
幸福トラベラー (一般書)幸福トラベラー (一般書)
(2013/02/13)
山本 幸久

商品詳細を見る

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

展覧会いまだ準備中 山本幸久

美術館の職員の話。といっても有名絵画の謎を解いていくような大掛かりな作品ではなくて、地方の美術館の苦労を描いた地味な作品である。山本幸久はこういう地味な人物を描いた作品が非常にいい。最後が消化不良になってしまうところが少し残念であるが、なかなか面白かった。
展覧会いまだ準備中展覧会いまだ準備中
(2012/12/18)
山本 幸久

商品詳細を見る

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

GO!GO!アリゲーターズ 山本幸久

地方の独立リーグの弱小球団の職員になったシングルマザーの主人公が、困難を乗り越えていく話と言ってしまうと何か違うような気がする。
野球小説の中でも高校野球やプロ野球でなく、あえて地方の独立リーグをテーマにしているというのもなかなか面白いし、何よりも主人公のしぶとさがいい。
山本幸久らしい元気が出る物語である。
GO! GO! アリゲーターズGO! GO! アリゲーターズ
(2012/04/26)
山本 幸久

商品詳細を見る

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

寿フォーエバー 山本幸久

結婚式場に勤務する女性を主人公にした物語と言うと辻村深月の「本日は大安なり」が有名だが、そういう事件の舞台装置としての結婚式場でなく、普通の結婚式場の物語として楽しめる作品になっている。
なんといっても山本幸久の登場人物の描き方の容赦のないところがいい。男は冷静で女は感情的、なんて男性作家にありがちな描き方をせず、ちゃんとダメ男は切り捨てている。そういうところで男女問わず楽しめる作品だと言えるだろう。
寿フォーエバー寿フォーエバー
(2011/08/23)
山本 幸久

商品詳細を見る

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

はなうた日和 山本幸久

世田谷線沿線を舞台にした短編集。
山本幸久らしい人を不幸にしない感じが非常にいい。1つ1つが非常に短くて少し物足りないところもあるが、話自体はそれぞれよくできていて楽しめる。
はなうた日和 (集英社文庫)はなうた日和 (集英社文庫)
(2008/05/20)
山本 幸久

商品詳細を見る

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

美晴さんランナウェイ 山本幸久

美晴さんというぶっとんだ叔母さんとそれに振り回される主人公の一家を描いた話。
叔母さんといってもまだ20代で、このキャラがなかなかいい。
おそらく80年代だろうと思われる時代の描き方もいい。下手に時代を強調しないでうまく文章の中に織り込んであるからこそ、スムーズに読める。
そして何より感動押し売りにしない。
いろいろと盛り上げる場面はあるのだけど、絶対に悲劇的な展開にはしないところがよい、と思ったら解説を書いた人も全く同意見だったらしい。
そういう山本幸久らしい温かい話である。

美晴さんランナウェイ (集英社文庫)美晴さんランナウェイ (集英社文庫)
(2010/03/19)
山本 幸久

商品詳細を見る

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

愛は苦手 山本幸久

40代の女性を主人公にした短編集。
世の中にはいろいろな幸せというか「愛」の形があるとかそんな感じのテーマだろうか。
だが、そういうかたっ苦しい小説ではない。
あくまでもこれはエンターテインメントとして深刻になりすぎないように描かれている。そしてエンターテインメントでありながら、現実的な設定であり、だからこそ楽しめるともいえる。
周囲の人物の描き方がなかなか鋭く、ああ、こういう人いるよねと思いながら読んだ。

愛は苦手
愛は苦手
(2010/01)
山本 幸久

商品詳細を見る

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

床屋さんへちょっと 山本幸久

ある家族の話を時間をランダムに並べて描かれた物語というのが一番近い説明でしょうか。
ところどころで床屋が出てきて、それが伏線としてうまく生かされています。
そういえば「床屋」って差別用語らしいなと思い出して、自分が相当有川浩に毒されているなと思いましたね。
床屋が差別用語だなんて図書館危機(図書館戦争シリーズの3冊目)を読むまで知らなかったので。


話が思いっきりそれてしまいましたが、全体としてはよくある家族小説で、これといって衝撃もありませんが、安心して読める作品でもあります。
また、設定としては不幸な要素もありますが、それを過去のものとし、全体としては幸せに向かう感じでまとめてあるので、好感が持てます。
普通の小説が読みたいときにいい本ではないでしょうか。
床屋さんへちょっと床屋さんへちょっと
(2009/08/26)
山本 幸久

商品詳細を見る

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

シングルベル 山本幸久

結婚(というかその前の段階だろうか?)をテーマにした話。
親が婚活をする話から始まって、その男に見合いをさせるべく選ばれた女性たちを主人公にした話を並べて、最後にその青年を主人公にした話を持ってくる。
この構成はなかなか面白い。
いろいろあるんですよ、人生はという感じで。
終わり方もいい。
結局どうなったのかは読者の推理に任せるという形になっている。
本筋とは関係ないが推理小説好きの老女の頓珍漢な推理のエピソードもちょっと面白かった。
シングルベルシングルベル
(2009/06/05)
山本 幸久

商品詳細を見る

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

カイシャデイズ 山本幸久

ココスペースという会社の社員たちの一人一人を主人公とした連作短編集。
どうしようもない登場人物が妙に好感が持てる描き方になっていて読んでいて気分がいい。
平安寿子の「もっと、わたしを」のような感じではあるが、男性視点で描かれているので、平安寿子と比べてみるとおもしろい。
カイシャデイズカイシャデイズ
(2008/07)
山本 幸久

商品詳細を見る

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

最新記事

月別アーカイブ

カテゴリ

フリーエリア

blogramはじめました

blogram投票ボタン

検索フォーム

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。